政治

小池百合子「210日の実態」都庁職員ぶっちゃけ座談会!(1)テレビ局と「企画会議」を!?

20170309o1st

 築地市場の豊洲移転問題での「石原叩き」をはじめ、都議選に向けた候補者擁立、東京五輪を巡るバトルなど、話題には事欠かない小池都政。就任からいまだ「小池フィーバー」が続くが、都庁職員にこの210日間のホンネをぶっちゃけてもらうと、驚きの実態が出るわ出るわ──。

A 昨年8月に小池(百合子)さんが都知事に就任してから7カ月がたったけど、よくもまぁ、次から次へと新しい話題が出てきますね。

B メディアに連日、「数字の取れるネタ」を提供しているからね。ウチの部署だと、地域政党「都民ファーストの会」のブレーンと民放局ディレクターが結託して、夜な夜な「企画会議」を開いてるって、もっぱらの噂だよ。ここまでイメージ戦略を徹底した都知事は間違いなく初めてだな。

C これまでの知事とは「見せる意識」がまったく違いますからね。この前、知事室でメディアのインタビューに立ち会った時、小池さんが「この角度から私を撮ってよ」と、写真のアングルまでカメラマンに指示していて「そこまでこだわるんだ」と感心しました。

D とある五輪関係のイベントでは、スピーチで登壇してもなかなかしゃべり始めず、観衆をじっと見つめていた。最初にあえて黙り、聞き手をじらして注目を集める意図だけど、とにかく芸が細かいと思いましたね。

B 敵を作ってモメごとの種を見つける嗅覚もとにかく鋭い。石原(慎太郎)さんや森(喜朗)さんがターゲットのうちはいいけど、いずれ我々身内がつるし上げられるんじゃないかと思うと、気が気じゃない。

A 今夏の都議選が終わって豊洲市場と五輪会場の問題も落ち着いて、話題が乏しくなった頃が怖いですね。昨年8月の会見で「都庁の全職員を粛正します」と発言していたけど、あれにカチンときている職員は多い。ウチの同僚も「できるものならやってみろ」と居酒屋で激怒していた。

C これまでの都知事と比べると、小池さんは都庁の職場環境改善に配慮している部分もありますけどね。この4月から「都庁舎昼休み改革」が始まるじゃないですか。

D 休憩時間のパターンを増やす取り組みね。これまで正午から午後1時までだけだったのが、30分前倒しか30分後ろ倒しも選べるようになるんでしたっけ。

A この「昼休み改革」については「むしろ改悪だ」という声も聞きますけどね。週明けみたいに午前中の仕事がたまっていると、12時半まで昼食を後ろ倒しにせざるをえないし、1時を過ぎて周りが働いていたら、自分だけ休んでいるのも居心地が悪い。何だかんだで結局、慌ただしくなって、休憩時間が減るハメになるんじゃないだろうか。

<座談会メンバー>

A=政策企画局/30代男性

B=総務局/40代男性

C=生活文化局/20代女性

D=オリンピック・パラリンピック準備局/30代男性

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え