芸能

勝新太郎元マネージャーが初めて明かす「オヤジの素顔」(3)黒澤明監督が物陰に隠れ…

 相手の地位や肩書によって対応を変えることはなく、人間を区別することもなかった勝。そんな勝のもとには、世代や人種を超えて人々が集まってきた。

 映画「ゴッドファーザー」などの監督として知られるフランシス・コッポラも、勝を慕う一人だった。

「コッポラはもともとオヤジのファンで、一家で来日した際に、オヤジがコッポラをお忍びで滋賀の雄琴温泉に連れ出したことがあったんだ。ところが、部屋に入ったコッポラがなかなか出てこない。で、しばらくすると相手をした女性からクレームがあった。聞けば『コッポラのナニがデカすぎて、今日はもうこれ以上、客がとれないから、そのあたりを考慮してお勘定してほしい』と言うんだね。これには一同爆笑。以来、オヤジとコッポラとは親密な関係になった。その後、コッポラがオヤジをアメリカの自宅に招いてくれてね。ちょうど『地獄の黙示録』の編集を手がけていた頃で、エンディングに頭を悩ませていたコッポラはオヤジにアドバイスを求めた。結果はオヤジの助言どおりとなり、『地獄の黙示録』のエンディングが完成したというわけだよ」

 なんと、「地獄の黙示録」完成の裏には、勝のアイデアがヒントになっていたというのである。

 勝といえば、私生活でのトラブルにも事欠かなかった。黒澤明監督と撮影に臨んだ映画「影武者」の主役を降板、世間を騒がせたことも。

「『影武者』のコンテを見てほしいと黒澤監督が、オヤジと真田常務、俺の3人が待つ東プリへやってきた。そこには鎧兜に身を包んだ『勝新太郎』そのものの武田信玄の絵コンテが描かれていた。つまり、黒澤にとって『影武者』は勝新太郎以外の何者でもなかったわけだね」

 黒澤監督といえば「世界のクロサワ」と呼ばれる巨匠。にもかかわらず、撮影現場は勝を中心に回っていた。共演者やスタッフは皆、勝の元に挨拶に出向き、そこから一日が始まる‥‥。

「ある時、オヤジが『アンディ、ジェラシーって意味がわかるよな』って。『嫉妬、ですよね』と答えると、『そう。この嫉妬でいちばん始末に悪いのは何だかわかるかい。男と男だよ。これほど始末に悪いものはない』と‥‥」

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    出会いのカタチもニューノーマルに!「本気で結婚したい」男がやるべきこと

    Sponsored
    168750

    「結婚はしたいけど、もう少し先でいいかな……」「自然な出会いを待っている……」と思いながらも、「実は独りが寂しい……」と感じてはいないだろうか。当然だ。だって男は弱いし、寂しがりだから。先の“言い訳”じみた考えも、寂しさの裏返しのようなもの…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    多部未華子、「行列のできる法律相談所」で見せた“顔の進化”に視聴者騒然!

    132223

    8月24日から25日にかけ放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16.5%で歴代13位の好成績を記録。駅伝マラソンでの、いとうあさこのラストスパートのシーンでは瞬間最高視聴率39.0%と驚異的な数字をとり、そのまま後番組…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで、オンラインによるライフスタイルがニ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
倖田來未、15年ぶりの番組ロケで明らかになった“Fカップバスト”の異変
2
アンゴラ村長がミニを自らめくって…出演者も慌てた突如の仰天行動
3
「何で独身なの?」谷原章介「めざまし8」の発言に男性視聴者が“カチン”!
4
山本舞香“浪費癖と奢られ嫌い”発言で懸念される伊藤健太郎との“貢ぎ関係”
5
広瀬すず、「ネメシス」大爆死よりファンが危惧する“バスト問題”とは?