名越本の話に移りますが、サブタイトルに「霞が関官僚の英語格闘記」とあるように、豊富な海外経験をお持ちですよね。大矢86年に入省して、ニューヨークにあるコロンビア大学ロースクールに2年留学。その後、ワシントンのIMFに3年、世界銀行に3年、そ...
記事全文を読む→名越健郎
「『エイゴは、辛いよ。』霞が関官僚の英語格闘記」大矢俊雄/1760円・東洋経済新報社IMF審議役、世界銀行理事代理などを務め、海外経験豊富な元財務省官僚の大矢俊雄氏が、海外赴任中のユニークな体験談を記した本書。役に立つ英語術から、為替相場の...
記事全文を読む→名越入省から数年で辞めるキャリア官僚が増えていますが、そもそも官僚になろうという人さえ減っています。霞が関から東大出身者が消えて、今後は「MARCH」などの私大出身者が中心になるという予想もあるようです。東大卒はキャリア官僚に魅力を感じなく...
記事全文を読む→名越中野さんは、同志社大学から国家公務員Ⅰ種試験に合格して労働省(現厚生労働省)に入省しました。キャリア官僚を多く輩出している大学ですか。中野いえ、当時も今も非常に珍しいと思います。周りは東京大学法学部卒が多かったです。名越厚労省は在籍して...
記事全文を読む→「没落官僚国家公務員 志願者がゼロになる日」中野雅至/990円・中公新書ラクレ長時間労働、政治家への忖度などで地道に働く〝普通の官僚〟が没落していく―。日本の頭脳とされる霞が関で、一体何が起きているのか。元労働省キャリアで、公務員制度改革に...
記事全文を読む→名越本にある「興福寺国宝館」での廃仏毀釈の件は驚きでした。西山奈良では廃仏毀釈は起きていません。名越興福寺の五重塔も売りに出されたと聞いたことがあります。あれも廃仏毀釈の影響ではないのですね。西山明治の初め、興福寺のお坊さんが春日大社へ移っ...
記事全文を読む→名越奈良は時間の流れがゆっくりしているとか、ホッとするという話をよく聞きますが、それも1300年前の物が今も残っていて、進化が止まった結果なのでしょうか。西山田舎だからかもしれません(笑)。深くて豊かでゆっくりとした、古代と重なり合うような...
記事全文を読む→東大寺や法隆寺など多くの国宝や世界遺産が残る奈良県。1300年の歴史を誇る“宝物”とは何か―。奈良国立博物館・名誉館員の西山厚氏が、大仏の秘話、廃仏毀釈の真相など、知られざる“奈良学”を語り尽くす。名越今日は奈良県の魅力をお聞きするのを楽し...
記事全文を読む→名越茶道も嗜まれていますが、その魅力について教えてください。大使お茶を飲むだけでなく、茶室や庭の美しさ、掛け軸などで季節の魅力を感じたり、出された器でも、必ず亭主が器について話してくれます。茶室でご一緒した方々との出会いも大切に感じます。茶...
記事全文を読む→名越著書の「日本再発見」は、日本人が気づかない日本の魅力を、外交官だからこその鋭い指摘で語り尽くされていて、非常に面白かったです。大使ありがとうございます。私は日本育ちで日本語が話せることから、以前に自分の言葉でジョージアを紹介した「大使が...
記事全文を読む→「日本再発見」駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ/1430円・星海社新書「X」(旧ツイッター)のフォロワー数が約34万人を誇り〝バズる大使〟として話題のティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使。幼少期から20年以上を日本で過ごした超日本...
記事全文を読む→名越これから日本を正常な状態に戻すには、どうすればいいのか。本書では一つの処方箋として「医療財政改革」を提案されていますね。鈴木ワンノブゼム(多くある中の一つ)ですが、そこは避けられないと思います。国民皆保険はすばらしいし、保険料で維持でき...
記事全文を読む→名越菅義偉さんとも積極的に関わって「リアリストにしてプラグマティスト」と評しています。いつ頃からの付き合いですか。鈴木98年の自民党総裁選において、梶山陣営で最も戦闘力があったのが菅さんで、それ以来です。彼は弁の立つタイプではない。菅さんが...
記事全文を読む→「文藝春秋と政権構想」鈴木洋嗣/1760円・講談社安倍元総理の経済政策「アベノミクス」の策定にひそかに関わった、「文藝春秋」の元名物編集長・鈴木洋嗣氏が、政治経済裏面史「文藝春秋と政権構想」を上梓した。政権構想や経済政策を巡り鈴木氏は何を提...
記事全文を読む→