名越紛争激化で中東が注目を集めています。安定成長するには時間がかかる気がします。宮家今回、シリアのアサド政権があっけなく崩壊しました。軍が自滅したわけですが、シリアが弱体化した隙に、支援していたロシアとイランが、トルコとイスラエルにしてやら...
記事全文を読む→名越健郎
「グローバルサウスの地政学」宮家邦彦/1034円・中公新書ラクレ「グローバルサウス」が注目を集めている。国際社会での発言力を高める彼らは、次の大国とも呼ばれるが、果たして彼らは日本の敵か味方か。キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問の宮...
記事全文を読む→名越政府は「観光立国」を目指していますけど、問題はたくさんありますね。佐滝最初に言い始めたのは小泉内閣です。そこから自民党に代々受け継がれてきました。名越この本にも「自民党の長老有力者が観光業界を長年牛耳ってきた」と書いてあります。佐滝自民...
記事全文を読む→名越佐滝さんはNHKのご出身なんですよね。何を担当されていたんですか。佐滝ディレクターで「クローズアップ現代」などの番組制作に携わっていました。名越今は城西国際大学観光学部教授ですが、観光の仕事に就かれたことはありますか。佐滝ありません。観...
記事全文を読む→「観光消滅 観光立国の実像と虚像」佐滝剛弘/990円・中公新書ラクレ今年のインバウンドは約3700万人と史上最高に達しそうだ。しかし、京都など観光地の大混雑、ホテルの高騰など各地で弊害が噴出している。「オーバーツーリズム」の対策は?観光学の...
記事全文を読む→名越2025年は昭和で言うと「昭和100年」になりますが、日本はどうなるでしょう?本書には「日本は言われるほどまだ落ちぶれてなくて、まだ『実力』がある」と書かれています。藻谷「日本は衰えた」と皆さんおっしゃいますが、輸出額も経常黒字も、ドル...
記事全文を読む→名越この本は毎日新聞の「時代の風」に連載された名物コラムの9年分に、新たに解説を加えてまとめています。増刷もされたそうで、評判が高いですね。藻谷ありがとうございます。連載を始めた16年5月は、安倍政権が無謀な異次元金融緩和に深入りしている時...
記事全文を読む→「誰も言わない日本の『実力』」藻谷浩介/1870円・毎日新聞出版もはや日本は発展途上国。国際競争力は地に落ちた─。果たして本当にそうだろうか。地域エコノミストの藻谷浩介氏が「ファクト」に基づいて徹底検証。ジャーナリストの名越健郎氏と日本の今...
記事全文を読む→名越中国については、戦略的互恵関係で進めるというご意見のようですね。杉山中国は力で現状を変えようとしています。尖閣などはその典型ですけど、それに対しては毅然とした態度で臨むべきなのは言うまでもありません。ただ、経済面では国際社会が必要として...
記事全文を読む→名越一方で国際会議での首相や大臣の発言要領は外務省が作り、政治家はそれを読むだけになった印象があります。杉山例えば首脳会議では、事前に両国で議題を決めますし、発言のメモも官邸とやり取りで作成します。名越首脳会議はセレモニーということですか。...
記事全文を読む→「日本外交の常識」杉山晋輔/2970円・信山社アメリカ大統領選でトランプ前大統領の就任が決まった。「アメリカファースト」を突き進むトランプ政権に、日本はどう立ち向かうべきなのか。安倍・トランプ会談の内幕を知る元駐米大使の杉山晋輔氏に、今後の...
記事全文を読む→名越大矢さんは、大使館勤務はなかったそうですが、私は海外の特派員時代、大使館内での省庁同士の情報共有があまりされていないと感じました。大矢今は随分変わりました。私の最後の仕事は内閣官房で「海外ビジネス投資支援室長」として、日本企業の海外での...
記事全文を読む→名越本の話に移りますが、サブタイトルに「霞が関官僚の英語格闘記」とあるように、豊富な海外経験をお持ちですよね。大矢86年に入省して、ニューヨークにあるコロンビア大学ロースクールに2年留学。その後、ワシントンのIMFに3年、世界銀行に3年、そ...
記事全文を読む→「『エイゴは、辛いよ。』霞が関官僚の英語格闘記」大矢俊雄/1760円・東洋経済新報社IMF審議役、世界銀行理事代理などを務め、海外経験豊富な元財務省官僚の大矢俊雄氏が、海外赴任中のユニークな体験談を記した本書。役に立つ英語術から、為替相場の...
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