アストロズの今井達也がオープン戦2度目の先発マウンドに上がったのは3月6日だったが、2回被安打1四球3奪三振と好投した。「30球を投げて19球がストライク。制球力が高いという前評判の通りでした」(現地記者)同時に聞こえてきたのは「意外な評価...
記事全文を読む→ホントーク〈三木義一×名越健郎〉(3)深刻な空き家問題で0円物件の斡旋も
名越 最近、田舎の家を撤去したんですけど、そうしたら固定資産税が2倍近くに増えました。
三木 だからみんな撤去しないで、空き家ばっかり増えるんですよ。
名越 本当に悪法ですね。
三木 北海道あたりだと0円物件と言って、欲しい人に斡旋している場所もあります。
名越 税について皆が意識を持たないとダメですね。先日、カタールに行きましたが、液化天然ガス(LNG)生産で超富裕国家になり、所得税、消費税などゼロでした。資源のない日本はこうはいかない。一方で、ロシアの所得税は一律15%ですけど、そのまま払っている人は少ない。会計士にワイロを渡して自分の所得を改ざんしてもらうんです。
三木 ロシアは、まだヨーロッパ的な税の仕組みが完成してないようですね。
名越 ロシアは公民意識が低いです。本書には外国の事例がいくつも掲載されていますが、税制が一番整っている国はどこだと思われますか。
三木 北欧です。デンマークは税が高いけれど、医療費が含まれているから、国民は税を払うことを実感できます。こうした税を払ってよかったと思える仕組みのある国は優れていると思います。
名越 日本で税金は悪と認識されていますからね。
三木 そうです。私も税金を真面目に払ってきたつもりですが、親の介護の際に税金を真面目に払ってきたのに、介護は自己負担かとつくづく感じました。この税金の払いがいの感じられない社会を、どこかで変えないといけません。本当は医療費を税金で負担するぐらいの思い切った改革を断行してほしいです。
名越 税金に関する知識を持たない日本人が多いように感じます。
三木 「ふるさと納税」にしても、高級品やおいしい食べ物が手に入ることしか知らない人がほとんどでしょう。実際は、返礼品の課税所得をごまかそうとする富裕層が利用する悪質な制度です。
名越 最後に、知っておくべき税金の知識をアドバイスしてください。
三木 基本的に日本の税制度は愚民化政策をベースにしています。税金は自分のために勉強することが必要です。そのために一度でもいいので、自分で確定申告をしてみてください。いろいろな気づきがあるはずです。
名越 自分で調べることで、税の問題点が見えてきそうですね。
ゲスト:三木義一(みき・よしかず)弁護士、青山学院大学名誉教授(元学長)。1950年東京都生まれ。中央大学法学部卒。一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。94年立命館大学法学部教授、98年、ミュンスター財政裁判所客員裁判官、09年政府税制調査会専門家委員会委員に就任。10年青山学院大学法学部教授、15年青山学院大学学長に就任。19年青山学院大学学長を退任。20年山本法律会計事務所入所。
聞き手:名越健郎(なごし・けんろう)拓殖大学特任教授。1953年岡山県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社。モスクワ支局長、ワシントン支局長、外信部長などを経て退職。拓殖大学海外事情研究所教授を経て現職。ロシア政治ウオッチャーとして活躍する。著書に「独裁者プーチン」(文春新書)など。
アサ芸チョイス
最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...
記事全文を読む→例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...
記事全文を読む→スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...
記事全文を読む→

