「銀行ばかりではない。金融こそ『騙す脳』の象徴だ」預けたお金の10倍ものお金を貸す背景には、銀行にだけ許された「信用創造」という概念があることを前回話した。その正体とは何か?認知科学者の苫米地英人氏が解説する。「ようするに、経済というのは創...
記事全文を読む→詐欺
この一連の作業は店舗を変えて片っ端から実行される。周辺店舗を総なめにしたら、今度は再度住民票を移転したり、保険証そのものを紛失したことにして新たに保険証と住民票を再取得して名前と生年月日も再偽造、また銀行口座を開設し、同じことを繰り返す。周...
記事全文を読む→ところで、携帯電話は毎回、上層部から20台以上が支給され、それを交互に利用する。不審がられないよう、あえて番号通知設定のままだ。このため、ごくまれに通話時に不審がられた対象者から、電話を切ったあとにコールバックされることも。その際は電話は受...
記事全文を読む→さて、成功率の高さのもう一つの要因はだまし取る金額にもあった。「上限が100万円で、下は10万円程度。とにかく相手が怪しまず、わざわざ銀行に引き出しに行かなくても済む金額にするの。地方の場合、自宅近くに銀行がないことも多いから、相手が高齢な...
記事全文を読む→振り込め詐欺──。人の心情を弄ぶ卑劣な犯罪がこう呼ばれるようになってからすでに10年がたった。にもかかわらず、いまだに被害は増え続けるばかりなのだ。「母さん助けて詐欺」などと新名称までが登場したことをあざ笑うかのように、不法グループのメンバ...
記事全文を読む→X氏が語る。「これまでの振り込め詐欺みたいに通帳や銀行の窓口だと、何回かやってるうちにバレる可能性があるよな。あるいは本人に接触して取りに行くようなパターンだと、警察が待ってるかもしれない。それで最近は、空き地に宅急便で現金を送らせるって詐...
記事全文を読む→人口約16万2000人のうち、なんと約4000名もの死者・行方不明者を出し、震災地の中で最大被害に見舞われた宮城県石巻市。そんな同市の震災復興のガレキ処理事業で、火事場ドロボー的な補助金チョロまかし疑惑が出たのは、2012年4月のことだ。「...
記事全文を読む→決して少なくない人たちが、いまだに仮設住宅暮らしを余儀なくされている。そんな被災者たちにまで、「悪魔」は手を出していた。この3年間、東日本大震災に関する取材を続けているジャーナリスト・村上和巳氏が語る。「福島の中通りなどで、仮設住宅を訪ねる...
記事全文を読む→2月18日放送の『ロンドンハーツ』に、出産後初となる出演を果たした熊田曜子。熊田といえば、何人もの芸能人が詐欺行為に加担した「ペニオク事件」に関わった1人である。ワイドショー関係者が言う。「事件は12年末に起きましたが、熊田は同時期に出産し...
記事全文を読む→マルチ商法などの悪徳業者に騙され、詐欺同然に金をむしり取られた被害者に代わって、マルチ業者と交渉して被害金を取り戻すという調査会社が今、猛威を振るっている。マルチ商法に詳しいジャーナリストが明かす。「弁護士でもないのに、コンサルタントを名乗...
記事全文を読む→バラエティ番組やグラビアで活躍中の「破天荒アイドル」谷桃子(28)が、「なりすまし詐欺」の被害にあっていた。「私と同じ被害者を出さないために」と本誌のインタビューに答えてくれた。「偽マネジャー」が周到に用意した“罠”の決定的瞬間とは‥‥。*...
記事全文を読む→11年11月、元横綱の朝青龍から1億円を騙し取ったとして警視庁が男2人を逮捕するという珍事件があった。なぜ「珍」が付くのか。持ちかけた詐欺話があまりにも荒唐無稽だったからだ。社会部記者が解説する。「09年に、男らは『フィリピンに保管する金塊...
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