あまりこの作品の評判を聞かないが、見どころが盛りだくさんである。藤竜也が主演を務めた「高野豆腐店の春」だ。「こうやどうふてん」ではない。「たかのとうふてん」と読む。店の名前だ。80歳を超えて、主演を張れる俳優は少ない。しかも今年は「それいけ...
記事全文を読む→藤竜也
日本でハードコア映画が話題になったのは、70年から80年代までの一時期だ。艶系ビデオが隆盛となるまでの「時代の仇花」は、どんな運命をたどったのか─。愛欲シーンに詳しい映画ライターの松井修氏は、和製ハードコアの嚆矢となった「愛のコリーダ」(7...
記事全文を読む→我々の心と下半身を掴んで離さない、美女優たちの艶シーン。不安や緊張、それとも期待か、あるいは男優の巧みな愛撫に本気でコーフンしてか、「バストトップ」を思いきり硬く尖らせてしまう女優がいる──。今年、60歳の大台に突入するとは思えない美貌と若...
記事全文を読む→日活出身の女優といえば、浅丘ルリ子と吉永小百合の名前がすぐに挙がる。2人は現役で活躍中のため、それも当然の話。ところが一方で、今、名画座で日活女優の作品を上映して最も客を集めることができるのは、彼女たちではない。その先輩格にあたる“和製オー...
記事全文を読む→テリーそうだ、藤さんにお会いしたら、絶対に言いたいことがあったんですよ!これは僕からの文句でもあるんですけど。藤それは怖いなァ(笑)、何でしょう?テリー僕ね、今までの人生の中で、いちばん好きな女優が(藤さんの奥さんの)芦川いづみさんなんです...
記事全文を読む→テリー藤さんのデビューのきっかけは、大学時代に日活にスカウトされたことなんですね。藤そうです、日劇(日本劇場)‥‥今の有楽町マリオンの前で、ですね。今思えば、信じられない話ですよね。たぶんそのスカウトマン、老眼で目が悪かったんでしょう(笑)...
記事全文を読む→テリーこう言うと失礼かもしれませんけど、藤さんって、日常生活がまったく想像できない方ですよね。ふだんは、何をされてるんですか?藤きわめて日常的な生活パターンでいうと、まず3時半頃に目が覚めます。テリー3時半って、夜中のですか?藤僕は「朝」と...
記事全文を読む→●ゲスト:藤竜也(ふじ・たつや)1941年、中国・北京生まれ。1962年、日本大学芸術学部演劇学科在学中にスカウトされ大学を中退、日活に入社。同年、映画「望郷の海」でデビュー。1966年、映画「嵐を呼ぶ男」で渡哲也の弟役を演じ、注目を集める...
記事全文を読む→三億円事件の時効が迫った75年、そのドラマは始まった。沢田研二が犯人役で、職場の元上司に扮したのが当時32歳の荒木一郎だ。長らく封印されていた“幻のドラマ”には、どんなエピソードがあったのか──。沢田研二が歌う「時の過ぎゆくままに」に乗せ、...
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