事件
Posted on 2012年01月31日 10:56

麻原彰晃「6月死刑執行」の戦慄現場!(1)麻原死刑執行への「執念」

2012年01月31日 10:56

 一連の裁判は終結したものの、平田信が出頭して新たな展開を見せたオウム事件。教祖の死刑執行を遅らせるための出頭だった、との観測も出る中、本誌はそれをかき消す法務省内部の重大証言をキャッチした。全国民が注視する「Xデー」は、ひたひたと迫っている。

麻原死刑執行への「執念」
 昨年の大みそかの夜、オウム事件の平田信特別手配犯(46)が警視庁丸の内署に出頭、逮捕、起訴された。逃亡約17年、あまりにも唐突なこの出頭劇を巡っては、「麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(56)に対する死刑執行を遅延させる意図があったのではないか」との憶測も飛び交った。
 実は、刑事訴訟法には「共犯者への判決が出るまでは、他の共犯者の死刑を執行することができない」旨の定めがある。つまり、平田被告(共犯者)の裁判が結審しなければ、松本死刑囚(他の共犯者)の死刑を執行することはできないのだ。しかも、法曹関係者からは、
「オウム事件では、高橋克也と菊地直子の2名が、いまだ逃亡中。仮に平田被告の裁判結審後に高橋が出頭、さらに高橋の裁判結審後に菊地が出頭などという事態になれば、麻原はズルズルと延命していくことになる」
 という懸念の声まで飛び出している。ところが──。
 死刑執行を所管する法務当局は、平田被告の出頭に意気消沈するどころか、麻原の「Xデー」へ向け、ヤル気満々、自信満々。法務省の某大幹部も、
「刑事訴訟法? 何の問題もありませんよ」
 こう断言したうえで、次のように耳打ちするのだ。
「平田自身も『教祖の死刑は当然』と話しているように、これ以上、麻原の死刑執行を先送りすれば、法の正義が保たれない。実は、法務省内では今、『今年中に麻原を吊るせ!』が合言葉になっている。それも、『オウム事件の他の確定死刑囚の誰よりも早く、いちばん最初に麻原を絞首台に!』が至上命題になっているんです」
 平田問題については後述するが、かくも強烈な法務当局の自信と意欲はどこからやって来るのか。この大幹部によれば、
「われわれには、麻原の死刑執行へ向け、一日千秋の思いで積み上げてきた裏付け、そして執念がある」
 これまで、松本死刑囚の死刑執行については、主として「3つの壁」が立ちはだかっていた。すなわち、第1は松本死刑囚自身による「再審請求」の壁、第2はオウム裁判が「未終結」であることの壁、そして第3が松本死刑囚を巡る「心神喪失」の壁である。
 刑事訴訟法上、再審請求中の死刑囚に対する死刑執行はおおむね見送られる。また、前述したように、死刑囚が共犯者として関与した事件の裁判中は、他の共犯者への死刑を執行することはできない。さらに、心神喪失に陥った死刑囚への死刑執行も御法度とされているのだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク