これまで数多くの個性あふれる女優が生まれては消えていった。そんな記憶に残る女優たちの魅力に迫ってみた。
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92年公開の映画「墨東綺譚」(東京映画)で、妖艶な色気とはかなげな印象が鮮烈だった墨田ユキ(47)。ピンク映画出身だけに文字どおり、裸一貫で美しい肉体を武器に“女優力”をいかんなく発揮し、成功を納めた稀有な存在と言えるだろう。とりわけ「墨東綺譚」での津川雅彦とのカラミのシーンは必見だ。スリムながら雪のように白い肌に揺れるたわわな乳房は、観る者をうならせた。墨田は、この映画でブルーリボン賞など多数の賞を総なめ。以降、さまざまなドラマなどにも出演。だが、10年前に結婚して以来、まったく芸能活動をしていないのは残念でならない。
“魔性の女”と言われ、真田広之(51)との不倫をはじめ多くの男性と浮き名を流した葉月里緒奈=旧・里緒菜=(36)も忘れることのできない女優だろう。プライベートのみならず、女優としてもヌードも辞さない「女優力」も魅力だった。97年公開の映画「パラサイト・イブ」(東宝)では大胆にも騎乗位ヌードも公開。スレンダーながら鮮やかなピンク色の乳首と激しい腰づかいは、一度見たら忘れられないインパクトを残した。この翌年には、若手の人気女優にもかかわらず、ヌード写真集「RIONA」(ぶんか社)を出版し、大きな話題を呼んだ。スキャンダルで、女性ファンからバッシングもされたが、その分、最近の若手にはない存在感のある女優だった。
また、昨年、多くの関係者から惜しまれつつ引退をしてしまったのは宝生舞(34)だ。コケティッシュな容姿で男性だけでなく女性にも人気だった彼女。代表作であるドラマ「ショムニ」(フジテレビ系)をはじめ、さまざまなドラマに出演。“元祖・眼力女優”の異名のとおり、女優力の源は何といっても大きな瞳。これに関して彼女にかなう女優は、いまだいないだろう。
さらに、映画「なごり雪」(大映)では、トップレス生着替えシーンにも挑戦。着替えをのぞいた男性にバストをさらしながら「ダメよ、ここは女子用!」と言って、ニラみつけるシーンは宝生エロスの集大成。当時の宝生クラスの中堅女優にしては、かなり大胆なシーンだった。宝生は、10年の映画「ボックス!」(東宝)を最後に芸能界を引退。現在は、家庭に収まっているという。
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