スポーツ
Posted on 2011年11月15日 11:59

なでしこ澤穂希が「金・オトコ・世界一」を語り尽くした(1) 澤が抱えた「コンプレックス」

2011年11月15日 11:59

 なでしこジャパン主将・澤穂希がW杯優勝後、初めて胸中を明かした自著「夢をかなえる。」を今月17日に上梓する。グラウンドではかいま見られない恋愛や金銭の話まで赤裸々に明かしているのだ。さらには、「金メダル」に向けての抱負までじっくり語り尽くした!
 W杯を制して、一躍脚光を浴びた澤穂希(33)。冷静沈着で、大柄な外国人選手をものともしないアグレッシブなプレースタイルは記憶に新しい。そんな彼女のイメージを一変させるであろう著書が、今月17日に発売されることになった。タイトルは「夢をかなえる。思いを実現させるための64のアプローチ」(徳間書店刊)。さまざまな苦難を乗り越えてきた超一流選手がたどりついた境地が、余すことなく収められているのだ。
 だが、内容は堅苦しいものではなく、むしろプライベートの澤の考え方や、これまで実践してきたライフスタイルが、64項目に整理され紹介されているのだ。そこにはストイックで男勝りなグラウンドでの印象とは、まったく異なる〝等身大の澤穂希〟が描かれている。
 さっそく、内容をかいつまんで見ていこう。
 まず、目を引くのが、「コンプレックスは無理に克服しない」という一文だ。幼少の頃から、サッカーで「天才少女」の名をほしいままにしてきた澤にしては、「コンプレックス」とは、いささか意外な気がするが、その疑問は、すぐに氷解する。
 今回の著書の構成を担当した女子サッカーライターの江橋よしのり氏が解説する。
「澤さんは、06年のアジア大会の決勝戦。相手の北朝鮮とPK戦になり、澤はその一番手に指名されたものの、PKを外してしまい、結局、チーム史上初の国際タイトルを寸前で逃してしまったという苦い記憶があった。今回のワールドカップ決勝のアメリカ戦では、佐々木則夫監督に直談判し、5番手以降にしてもらったのです」
 それについて澤は、
〈いつか克服しなくてはと思うのですが、大舞台で自ら進んで「蹴りたい」と言える自信はありませんでした。(中略)自分のいいところを最大限に伸ばすことに力を注いだほうが、より良い結果に結びつくことのほうが多いし、どの世界でも他人が必要とするのは、自分の長所だと思っています〉
とつづっている。まさに、自分の抱えたコンプレックスに立ち向かうのではなく、長所を伸ばしていく。その結果が「世界一」へとつながったと言えそうだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月17日 15:30

    現在公開中の映画「人はなぜラブレターを書くのか」。オフィシャルサイトを参考に、簡単なあらすじを説明すると、「2000年3月に発生した地下鉄線脱線事故で亡くなった青年へのラブレターが、2020年に彼の家族の元に届いた。それは青年に秘かに想いを...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年05月27日 12:30

    問題発言をめぐる「あの×鈴木紗理奈」のバトルが、第2ラウンドに突入しようとしている。大騒動の発端となったのは、歌手・タレントのあのが出演する冠番組「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)の、5月18日深夜の放送だ。お題に答えてシュートを決めるゲー...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月29日 11:00

    〈羽月。ええ加減にしろよ。配信見たよ。今更何言っとんな。俺は許さんで。羽月、今回の件に関わる動画出すからレスポンスしろよ。待ってるからな〉ロッテ、阪神などでプレーした元プロ野球投手・高野圭佑氏がXにこう投稿した。「羽月」に対してなにやら怒り...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク