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記事全文を読む→なでしこ澤穂希が「金・オトコ・世界一」を語り尽くした(4) “強烈”な澤のリーダーシップ
そして、澤を一躍時の人にしたW杯についても「なでしこジャパンは最高の仲間」だと言及している。
〈みんな、純粋にサッカーが好きで、サッカーをもっと上手くなりたいという思いで努力している。そして、試合に出られない選手も腐るどころか、チームが勝つために自分がやるべきことを見つけて、それぞれがチームに貢献しようとしています〉
もちろん、澤本人にも、チームを牽引する強力なリーダーシップがあることは言うまでもない。重要な試合前には円陣を組み、全員がひと言ずつ言葉を発する機会が与えられる。澤は一瞬言葉に詰まったあとに、自分の背中を指さして
「私は最後まで全力でプレーするから。この背中で、つまり私のプレーで、チームを引っ張るから」
と伝えたと言う。これが試合後、後輩選手たちの間で「苦しくなったら、私の背中を見て」というセリフにつながったのだ。 前出・江橋氏は、澤についてこう語る。
「“夢は見るものではなく、かなえるもの”。この言葉を澤選手が座右の銘にしたのは、中学生の時だったそうです。彼女は、日頃から、手が届きそうだけど少し上の目標を設定し、それを一つ一つクリアしていくことで、20年かけてW杯優勝&得点王&MVPを獲得したんです」
今回の著書を通じて、澤のアスリートとしての才能はもちろんのこと、一人の人間、あるいは女性としての生き様に、魅力を感じる読者も少なくないはずだ。
「澤さんはご存じのとおり、国民栄誉賞に紫綬褒章という名誉まで与えられました。でも、本人はすでにロンドン五輪での金メダルに向け、しっかりと気を引き締めています。なぜならば、彼女は食生活から体のケア、練習への取り組み方まで、細部にわたってブレない生活習慣と思考を確立しているからです。そして、それは難しいことではなく、我々ポッコリおなかのオヤジたちにもマネできる、シンプルな生活習慣というところがミソですね」(前出・江橋氏)
まさに女性だけでなく、熟年男性にとっても「夢をかなえる。」一冊になるかもしれない。
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