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記事全文を読む→【仏ジャックルマロワ賞の日本馬】海外GⅠ初Vへアスコリピチェーノと5戦4勝のルメール「現地の感触」
8月17日の日曜夜にフランス・ドーヴィル競馬場でジャックルマロワ賞(GⅠ、芝直線1600メートル)が行われるが、ここに日本馬2頭が出走する。アスコリピチェーノ(牝4)とゴートゥファースト(牡5)だ。日本で馬券が発売されるので、展望を見ていきたい。
100年以上の歴史を誇るフランス・マイル路線の最高峰レースで、ほぼ平坦な馬場で行われるのが特徴だ。日本馬はこれまで5頭が出走して、1998年にタイキシャトルが勝利している。今年はイギリス馬4頭、フランス馬3頭、アイルランド馬2頭、日本馬2頭の、全11頭で競われる。
イギリス大手ブックメーカーでは、イギリス馬ロザリオン(牡4)が1番人気、次いでアイルランド馬ザライオンインウィンター(牡3)、そしてイギリス馬ノータブルスピーチ(牡4)とアスコリピチェーノが3番人気で並んでいる。外国人気馬を簡単に紹介すると、以下の通りだ。
ロザリオンは愛2000ギニーを含めGⅠを3勝しており、10戦すべて3着以内と、安定感は抜群。ザライオンインウィンターはGⅠ勝ちこそないが、ドーヴィルで行われた前哨戦ジャンブラ賞で3着に入るなど、コース実績があるのが強みだ。ノータブルスピーチは英2000ギニーを含め、GⅠを2勝。芝1600メートルのスペシャリストである。
直前になって有力馬が続々と回避したとは言え、相手はかなり手強い。重賞で掲示板に載ったことのないゴートゥファーストなどは、苦しい戦いを強いられるだろう。
アスコリピチェーノは現地から伝わってくるコメントを見る限り、デキはかなりいいようだ。過去に二度、海外に行って、旅慣れているのも強調材料となる。
騎乗するルメールはこの馬で5戦4勝、2着1回とパーフェクト連対だ。ドーヴィルで騎乗するのは11年ぶりとなるが、大好きな競馬場だと言っているあたり、全く問題ないのだろう。初めてとなる58キロさえこなせれば、上位争いは十分に可能だ。悲願の海外GⅠ初Vなるか、楽しみである。
さて、今週の日本はというと、真夏の大一番たる札幌記念(GⅡ、芝2000メートル)に、簡単に触れておこう。狙ってみたいのは、前走の函館記念(GⅢ)で先行馬全滅の中、2着に粘ったハヤテノフクノスケ(牡4)だ。
今春2連勝してオープン入りしたように、遅咲きで今後が楽しみな馬。ストライドの大きな走りは迫力十分で、父ウインバリアシオンを彷彿させる。できればもっと広い馬場で走らせてやりたいが、3勝している得意の芝2000メートルなら、マズイ競馬はしないだろう。初重賞制覇を期待する。
では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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