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記事全文を読む→舛添要一「民主党代表選」をメッタ斬り!(3)大連立に見え隠れする本音
大連立に見え隠れする本音
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ならば「死に体」となった小沢氏が〝ゾンビ〟のごとく復活するのは難しいのか。もはや民主党内では、小沢氏は過去の人とばかりに、「ポスト菅」レースに出走したい総理候補が鼻息荒く「大連立」を唱えている。
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現在の「大連立」には反対ですよ。ただし、草野球チームの選手を一軍の選手に鍛え上げる訓練の場として大連立は非常に有効なんです。かつて西ドイツの社会民主党という左翼政党が保守系政党と大連立を組んだことがある。「マルクス主義万歳」「軍隊はいらない」という政党だったんだけど、大連立をすることで現実的ではない政策をそぎ落としていった。その後の選挙で勝って、約20年にわたって長期政権を築いたんです。
これが、草野球をプロ野球に鍛え上げたいい例なんだけど、現在の民主党は立場が逆で、自分たちが与党でしょう。4年前に、福田さんと小沢さんとの間で「大連立構想」が持ち上がった時に実現していたら、民主党にはいい訓練の場になって、現在はもっとよくなっていたはずです。
それに、民主党の代表候補が主張している大連立は「震災復興のため」とは言っているけど、建て前にしか見えない。
本音では「自民・公明を引き入れておけば、あと2年は政権担当できる」と思っていて、一方の自民党も「あわよくば檜舞台に戻れるかも」という色気を出しているだけです。 私たちみたいなミニ政党でも、微力ながら震災復興のためにさまざまな提言をしてきた。でも、民主党はまったく聞く耳を持っていなかったんですから、「震災復興のため」と言われてもね。
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そんな国民不在の「ポスト菅」争いで目下、トップを走っているのが野田佳彦財務相(54)。ガチガチの財政再建論者である。早くも「増税路線」を打ち出している。
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私は今、増税することには反対です。先にも言った手当と同じで、給料の手取りが30万円の人が増税で27万円に減ったら、絶対にお金を使わない。だから、今は増税してはダメ。 じゃあ、復興財源はどうすればいいか。これは、借金でいいんです。つまり、国債を発行する。国民に買ってもらってもいいけど、日銀に買わせてもいい。30兆円必要なら、30兆の国債を発行して、日本の金持ちが買えばいい。外国人に買われたら国を奪われる可能性があるけど、国民が買っているんですから。
国債発行額が増えるのは一面では問題ではあるけど、現状を例えて言うなら、お父ちゃんがお母ちゃんに内緒で消費者金融から借りたんじゃなくて、お母ちゃんから借りているのと同じ。周囲に、「借金でクビが回らない」と言っているお父ちゃんだけど、それは女房に首根っこを抑えられているだけ。日本もこれと同じ状態なんです。
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