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この秋はドラマ「陸王」(TBS)が話題だ。老舗足袋業者が新規事業に取り組む物語だが、もうひとつ、足袋の持つすごい健康効果にも注目が集まっている。
まず、ドラマのストーリーを簡単に振り返っておくと、最盛期には200社を超えるメーカーが存在し、全国の足袋の生産量(8400万足)の約8割を占めていた(現在の足袋生産量は市内の約20社で年間100万足強)埼玉県行田市。この街の老舗足袋業者の4代目が、年々先細る足袋の需要を打破するべく足袋製造でこれまで培った技術が活かせる“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発に挑むというものだ。4代目社長役を役所広司が熱演している。
舞台となっている行田市は今年、文化庁より、地域の有形、無形の文化財をテーマでまとめる「日本遺産」に「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として認定された。しかし足袋は“和装文化”としてだけではなく、そのすごい健康効果にも注目が集まっているのだ。健康のために足袋を履くのを勧めるのは、埼玉県内でスポーツジムのインストラクターを務める酒井歩さんだ。
「足袋を履いて歩くと重心の位置が体の中心にくるので、足の指をしっかり使った正しい歩行になり、指の力が強化されるので姿勢がよくなる」
広沢クリニックの広沢忠院長は、具体的な症状の予防についてこう指摘する。
「足の筋力が低下すると“外反母趾”になりやすくなります。そして痛みが出てくると、かばうのでかかと側に重心を乗せて歩くようになり、肩こりや頭痛、腰痛といった症状がでてくるんです」
ちなみに外反母趾とは足の親指の付け根の骨が変形し外に傾き、親指の付け根が痛む症状をいうのだが、この予防に足袋は効果的だというのだ。
「足袋は歩く際、足の指でしっかりと地面をつかむので筋肉が自然と鍛えられるので、外反母趾の予防効果は大きいですよ」(広沢院長)
さらに、東洋医学を施す三上藤雄整体師は、足袋のこんな効果についても説明する。
「足の指と指の間の付け根が接する所に“八風”と呼ばれるツボがある。このツボを刺激することで冷えが改善される」
ほかにも足袋を履くと踏ん張りがきくようになる。小さい子供の土踏まずの形成にも役立つなど、いいことずくめ。最近はおシャレな足袋も増えているし、足袋状の靴下も多く出ている。履くだけで健康を得られるなら試さない手はない。
(谷川渓)
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