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貴ノ岩、暴行発覚で「元日馬富士からの被害も自分に非があった?」の声続出!

 大相撲の幕内・貴ノ岩が12月4日夜の冬巡業中に福岡県内で自身の付け人に暴行を加えていたことが発覚。日本相撲協会の発表によれば、平手と拳で4発から5発ほど付け人を殴打したことを貴ノ岩本人も認め、謝罪したという。

 貴ノ岩といえば、昨年10月に元横綱の日馬富士を筆頭とするモンゴル力士らの集う酒席で、軽率な発言や態度の悪さを理由に元日馬富士関から頭部を殴打され、前頭部裂傷などの傷を負ったことでも話題となり、各界に蔓延するパワハラや暴力の被害者といったイメージをまとっていたが、現在の立場はその真逆の“暴行加害者”である。

「貴ノ岩が元日馬富士関から暴行を受けた際、当時の貴乃花親方は自身のキャリアや立場を投げ捨ててでも愛弟子を守ろうと必死に戦い、元日馬富士の暴行事件を穏便に済まそうとする相撲協会と徹底抗戦の構えを見せ続け、最後には部屋の閉鎖と引退という決断を下しました。『貴乃花光司』が過ごした激動の最後の1年間のすべての始まりはあの貴ノ岩が受けた暴行事件だったわけですからね。そんな奮闘してきた恩師も、まさか貴ノ岩が加害者側に回るとは想像もしていなかったでしょう」(スポーツライター)

 最近では、貴乃花の「貴」と河野景子元夫人の「景」を冠した愛弟子の貴景勝が華々しく優勝を飾り、貴乃花部屋出身力士による快進撃が大々的に報じられていた最中だっただけに、今回の貴ノ岩の暴行発覚は他の“貴乃花チルドレン”にとっても士気を下げかねない出来事である。

 ネット上でも付け人への暴行をはたらいた貴ノ岩について「やはり問題児だったのでは? 被害者でも加害者でも暴行に関与するのには、貴ノ岩に何らかの問題があったと思う」「かばってくれた元貴乃花親方の気持ちを無駄にした行為」「貴ノ岩はモンゴル先輩力士からしても日頃の言動や態度に問題があったから、ああいう事件が起きたように思う」との厳しい声が寄せられており、昨年末の暴行被害の際もやはり貴ノ岩側に何らかの落ち度があったのではないかと勘ぐる声も多く集まっている。

「貴ノ岩の母国・モンゴルでは、特に英雄の元日馬富士に損害賠償を求める訴訟を起こしてからバッシングの対象になり、訴訟を取り下げたという経緯もあります。これで、やはりあの問題も貴ノ岩に非があったのではと思われかねません。母国に帰るには勇気がいるでしょう」(前出・スポーツライター)

 貴ノ岩は付け人を殴った理由として、“忘れ物をしたことについて言い訳をしたから”と説明しているが、恩師の元貴乃花親方はどのような心情で今回の報道を聞いただろうか。

(木村慎吾)

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