芸能

宮迫博之“引退”にがん患者から「何やってくれた!」と悲痛な叫び!

 闇営業問題で謹慎中だった「雨上がり決死隊」の宮迫博之が、事件の責任を取って引退を決断したという。反社会的勢力の忘年会に参加していたばかりか、「金塊強奪犯」との同席写真まで明らかになり、7月19日には所属事務所の吉本興業が契約を解消。もはや芸能界に居場所はなくなり、引退を余儀なくされる形となったと報じられたのだ。

 そんな宮迫に対しては、お笑い業界やテレビ業界、映画業界など様々な方面から批判の声が寄せられているが、中でも悲痛な叫びをあげているのが、がん患者やがん経験者を含む医療業界だというのだ。がん患者との交流を持つ医療系ライターが指摘する。

「宮迫は12年12月にスキルス胃がんにより胃の3分の2を摘出し、その後に芸能界への完全復帰を果たした“がんサバイバー”。復帰後はがん保険のCMにも出演するなど、がん治療の啓発において象徴的な役割を果たしていました。寛解の目安とされる術後5年を目前にした17年8月には不貞疑惑を報じられたものの、この時はまだ『女性にうつつを抜かすほど元気になった』と、無理やり擁護することもできました。しかし闇営業の一件が報じられ、それが術後2年に過ぎない14年末だったことが分かると、さすがに関係者からも『いったいどういうことなんだ!?』との批判が続出したのです」

 さらに7月19日発売の週刊誌「フライデー」では、同誌が「半グレ金塊強奪犯」で「前科3犯」であると実名で報じている人物との記念撮影写真を掲載。宮迫はその人物と一緒に飲んで小遣いをもらう「ギャラ飲み」をしていたと報じられた。そしてその時期がこれまた術後4年目の16年だったことがわかり、がん患者や医療関係者を重ねて呆れさせたのである。

「反社会的勢力との接触が一度ならず二度となると、関係者から『何やってくれた!』と怒りの声があがるのも当然でしょう。がん保険CMの発表会に出演したのは14年9月のこと。そのわずか3カ月後に闇営業をしていたのですから、がん患者たちの怒りたるや相当なものに違いありません。CMで競演した嵐・櫻井翔の顔にも泥を塗ったも同然ですし、芸能界引退を余儀なくされるのも、当然の措置と受け止められていることでしょう」(前出・医療系ライター)

 がんサバイバーには、罹病と回復を通じて人生観が変わったという人は少なくない。果たして宮迫は胃がんの罹患という経験から、何を学んでいたのだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか