スポーツ
Posted on 2018年05月24日 05:58

阪神が打撃不振でお家騒動も?「掛布さん、帰って来て」の声が聞こえてきた!

2018年05月24日 05:58

 巨人戦3カード連続での負け越し。金本知憲監督は厳しい表情を浮かべていたが、阪神は、それ以上の屈辱にも耐えなければならないようだ。

「親会社である阪急阪神ホールディングス株式会社の株主総会が6月に行われます。今の打撃成績では株主からの非難も免れません。金本監督の『天敵』の復帰を望む意見も出るかもしれませんね」(在阪記者)

 5月22日現在、チーム打率2割2分5厘は、リーグワースト。本塁打22本、打点122も同様で、昨季までは「投手力に難アリ」だったが、今年は正反対となってしまった。前兆はあった。オープン戦を2勝12敗2分けと12球団ワーストで終え、チーム打率が2割2分5厘と低迷した。その原因は若手の伸び悩みと指摘されたが、こんな声も聞かれた。

「金本監督になって、頭角を現した若手が2年続けて活躍できないんです。高山、北條、中谷、原口、大山…。指導内容にも原因があるのではないか、と」(前出・在阪記者)

 若手野手の打撃開花は、昨季まで二軍監督を務めていた掛布雅之氏によるものだった。しかし、金本監督と育成に関する意見衝突があったとされ、経営陣はオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーとして掛布氏をフロント入りさせたが、若手がここまで打てないとなれば、話は違ってくる。

「経営陣は、この2年間、株主総会でタイガース批判の意見が出なくなり、安堵していましたが…。ただ、掛布氏の今の肩書からして、オーナーと直接話ができます。そして、そのあたりのことは、金本監督も気にしています」(球界関係者)

 もし、意見衝突した掛布氏を呼び戻すことになれば、金本監督は過去2年間の指導を否定されたも同然。リーグワーストの打撃陣、伸び悩んでいる若手の現状は、“トラのお家騒動”にさえ発展しかねない状況なのだ。

(スポーツライター・飯山満)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク