芸能
Posted on 2018年05月26日 17:57

西城秀樹「63歳突然死」までの傷だらけの「15年闘病」(2)最後の日も「家族のために」

2018年05月26日 17:57

 大明院長が続ける。

「当院には頸椎損傷で首から下がまったく動かない元レスリング選手がいて、自分で車の運転までできるようになったのですが、彼の姿を励みにしていました。ロープにつるして神経の再生を促す『空中リハビリ』は大きな痛みを伴います。それでも西城さんは『この野郎~!』と大声で自分を奮い立たせるように3時間のつらいリハビリを週4~5回こなしていました」

 最後にリハビリで訪れたのは4月25日。倒れることになる当日だ。

「その日も『家族のために、子供たちのために頑張る』と言って帰っていったのですが‥‥。体のしびれも取れて、これからという時だったので非常に残念です」(大明院長)

 脳梗塞に倒れたあとも、西城は合同コンサートなどでステージに立ち続けた。昨年4月にチャリティーコンサートを開いた「桜りん会」の本田實恵子氏が言う。

「おつきの方2人に両脇を支えられて会場入りした時は『大丈夫かな‥‥』と不安がよぎりましたが、いざステージに上がると、左手でマイクを持って7曲ほど披露。思うように体が動かなくても、イスから立ち上がり、疲れては座ってを繰り返して‥‥。ヒット曲『YOUNG MAN』のパフォーマンスには、涙を流すファンの方もいらっしゃいました」

 近年、テレビでもたびたび目にした西城の懸命な姿だが、この先にも夢に満ちた「計画」があったという。47年来の親交があり、リハビリジムを紹介した音楽プロデューサー・長田栄二氏が明かす。

「2年後の東京パラリンピックで『YMCA』を披露させたいと、事務所の社長とも話していました。おそらくその話が秀樹にも伝わっていたのでしょう。それまでに完璧に治したい。そんな気持ちから、今年1年は仕事をセーブしてリハビリに専念したいと打ち明けてくれました」

 国民的なヒット曲を、パラリンピックで熱唱することに誰も異論を唱えなかったであろう。だが、全ては「かなわぬ夢」となってしまった‥‥。

 そんな西城は72年3月に「恋する季節」でデビュー。歌謡曲が国民の最大娯楽だった70年代に、たちまちトップアイドルの一角に食い込んだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク