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激震プロ野球 セ・パ「監督クビ切り」の嵐(3)DeNA・ラミレス監督は言い訳が恒例行事

 一方、肩叩きの気配を感じ、躍起になって「対抗策」を講じているのが、DeNAのラミレス監督(43)だ。

「旧親会社で今も影響力を残すTBSが主導し、“ハマの番長”三浦大輔氏(44)の次期監督就任が既定路線なんです。昨季はリーグ3位から奇跡的に日本シリーズに出場して評価を高めたラミレス監督ですが、采配が冴えない今季はBクラスが濃厚。契約の切れる今オフに退団することとなるでしょう」(スポーツライター)

 試合前の記者の囲み取材では、ラミレス監督の“言い訳”が恒例行事になっているという。

「『去年好調だったツケが来た』だとか、『今年は運の悪い年だ』など、指揮や采配とは無関係な愚痴に終始し、各記者に『悪いことを書かないでね』と念を押すことも少なくありません」(DeNA番記者)

 要は、責任の所在をズラし、少しでも自分を高く売りたい魂胆なのか。

「三浦新監督の動きはラミレス監督も把握していて、焦っているようです。中でも15年に巡回アドバイザーを務めて縁のあるオリックスには、みずから『次期監督に』と売り込んでいるという話もあります」(DeNA番記者)

 監督更迭の荒波は3球団ばかりではなかった。中日の森繁和監督(63)にも、親会社との「いびつな関係性」がささやかれている。

「そもそも落合博満前GM(64)の監督当時、『落合は取材をまったく受けないし、人気もない』と親会社・中日新聞からのウケが悪かった。森監督は落合氏直系の指揮官ですから、中日新聞側は一刻も早く“落合色”を一掃したいんです。それをヒシヒシと感じている森監督も、囲み取材で中日新聞の記者が質問すると『またお前が質問してんのか』と露骨に嫌な顔をします」(スポーツ紙デスク)

 面倒見がよく親分肌の森監督は、選手からの評判も悪くない。松坂大輔(37)を入団させ、営業面でも功労者であるため、球団内でも支持する関係者は多いのだが‥‥。

 各球団の問題監督は一発逆転を狙っているだろうが、残り試合はあまりにも少ない。

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