スポーツ
Posted on 2018年09月05日 12:56

激震プロ野球 セ・パ「監督クビ切り」の嵐(3)DeNA・ラミレス監督は言い訳が恒例行事

2018年09月05日 12:56

 一方、肩叩きの気配を感じ、躍起になって「対抗策」を講じているのが、DeNAのラミレス監督(43)だ。

「旧親会社で今も影響力を残すTBSが主導し、“ハマの番長”三浦大輔氏(44)の次期監督就任が既定路線なんです。昨季はリーグ3位から奇跡的に日本シリーズに出場して評価を高めたラミレス監督ですが、采配が冴えない今季はBクラスが濃厚。契約の切れる今オフに退団することとなるでしょう」(スポーツライター)

 試合前の記者の囲み取材では、ラミレス監督の“言い訳”が恒例行事になっているという。

「『去年好調だったツケが来た』だとか、『今年は運の悪い年だ』など、指揮や采配とは無関係な愚痴に終始し、各記者に『悪いことを書かないでね』と念を押すことも少なくありません」(DeNA番記者)

 要は、責任の所在をズラし、少しでも自分を高く売りたい魂胆なのか。

「三浦新監督の動きはラミレス監督も把握していて、焦っているようです。中でも15年に巡回アドバイザーを務めて縁のあるオリックスには、みずから『次期監督に』と売り込んでいるという話もあります」(DeNA番記者)

 監督更迭の荒波は3球団ばかりではなかった。中日の森繁和監督(63)にも、親会社との「いびつな関係性」がささやかれている。

「そもそも落合博満前GM(64)の監督当時、『落合は取材をまったく受けないし、人気もない』と親会社・中日新聞からのウケが悪かった。森監督は落合氏直系の指揮官ですから、中日新聞側は一刻も早く“落合色”を一掃したいんです。それをヒシヒシと感じている森監督も、囲み取材で中日新聞の記者が質問すると『またお前が質問してんのか』と露骨に嫌な顔をします」(スポーツ紙デスク)

 面倒見がよく親分肌の森監督は、選手からの評判も悪くない。松坂大輔(37)を入団させ、営業面でも功労者であるため、球団内でも支持する関係者は多いのだが‥‥。

 各球団の問題監督は一発逆転を狙っているだろうが、残り試合はあまりにも少ない。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク