事件
Posted on 2018年12月11日 05:58

現役受刑者が証言!ゴーンの「刑務所生活」を緊急シミュレーション

2018年12月11日 05:58

 これまで多くの知能犯を受け入れてきた栃木県の刑務所・喜連川社会復帰促進センター。その獄中では、早くも「ゴーンがやって来る!」と超大物の話題で持ちきりだという。

「ゴーン逮捕の記事が新聞に出てから、喜連川刑務所に“会長”が入って来るんじゃないかと盛り上がっています。ここは経済犯罪で捕まった人が多いので、入所する可能性が高いと見られているんです」

 面会室で本誌記者にこう明かしたのは現役受刑者A氏である。11月19日に日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が金融商品取引法違反で逮捕された事件は、刑務所にも衝撃をもたらした。

 ゴーン容疑者は、同じく逮捕された前代表取締役のグレゴリー・ケリー容疑者(62)と共謀し、2011年3月期から15年3月期までの役員報酬を、実際よりも約50億円少なく有価証券報告書に虚偽記載していたという。この先、ゴーン容疑者の実刑はあるのか。弁護士の紀藤正樹氏はこう説明する。

「金融商品取引法違反だけなら2、3年。さらに特別背任罪の逮捕が加われば、懲役10年以上の実刑判決が予想されます」

 ゴーンの入獄が有力視される喜連川社会復帰促進センターは07年に開設。過去には、斡旋収賄で逮捕された鈴木宗男元衆院議員(70)や、収賄容疑で逮捕された守屋武昌元防衛事務次官(74)も収監されている。

 前出の受刑者A氏が解説する。

「受刑者には平等に刑務作業が割り当てられます。土日は休みですが、平日は1日約7時間は労働をしなければいけません。喜連川には33の工場があって、仕事内容もバラバラ。資格が取れそうなやり甲斐がある仕事もあれば、退屈極まりない単純作業もあります」

 12月11日発売の「週刊アサヒ芸能」は、ゴーン容疑者の獄中労働生活を緊急シミュレーション。アノ消臭剤やイカソーメン製造、ねじの検品、パチンコ機器の解体など、キツすぎる仕事の実態に迫っている。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク