エンタメ
Posted on 2013年01月29日 09:54

もの忘れ撃退(2)「再起動」の手始めはタバコ

2013年01月29日 09:54

 やはり、「フリーズぐらいならいいか」ではなく、脳の“再起動”を目指すべきなのだ。

 脳の海馬という部分が短期記憶の重要な役割を果たしていることはわかっている。とはいえ、脳が記憶するという作業の全てが科学的に解明されているわけではない。

 そうした現状で、脳を活性化させる方法は単純には見当たらない。しかし、認知症予防に役立つとされる習慣は存在する。それは、脳の機能低下を防ぐことにつながり、「もの忘れ撃退」の鍵になると考えられる。

 前出・中崎氏が話す。

「認知症の約50%を占めるのがアルツハイマー病型です。このアルツハイマー病には、後天的な危険因子が数値化されています。例えば、タバコもリスクの数値が高い。タバコを吸わない人より吸っている人のほうが、アルツハイマー病になりやすいと言えます」

 タバコを吸うと血管が収縮し、血流が悪くなることは広く知られている。脳の血流が悪くなれば、認知症の一因となるのも明白だ。喫煙している人が最初に始めるべき“再起動”は、禁煙するということだろう。

 タバコとともに、オヤジのたしなみの代表格と言えるのが酒だろう。

「欧米の研究では、適度の飲酒者は飲まない人や過剰飲酒者よりも認知症やアルツハイマー病になりにくいという結果が出ています。とはいえ、このホドホドというのは難しいところではあります」(前出・中崎氏)

 確かに、欧米人と日本人の酒の適量というのは違う。すると、自分の尺度が肝心となる。もちろん下戸の人が無理に飲むのはご法度だ。飲める人も泥酔するほど飲まないことを心がけたい。

 さらに、アルツハイマー病の危険因子の項目を見ると、高血圧、高コレステロール血症などの文言が並ぶ。いわゆる成人病予防と似ている。となれば、やはり適度な運動も欠かせない。

 前出・中崎氏が言う。

「まったく運動をしない人よりは、運動をしたほうがアルツハイマー病にはなりにくい。実際に、私も認知症の患者さんには体を動かすことをアドバイスします。それから、患者さんにはニュースを見たり、新聞を読むことも勧めます。自分が置かれた状況を理解することに役立つからです」

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年11月02日 15:30

    脳梗塞で療養中だった伊達みきお(サンドウィッチマン)が、10月31日の「サンドウィッチマンザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送)で、2カ月ぶりに復帰した。「さあ、時刻はお昼の1時を回りました。こんにちは。サンドウィッチマンの伊達みきおで...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年11月04日 13:00

    泉ピン子が訴えられた。映画製作会社「HumanPictures」が11月3日、所属監督の映画「AYUMI」と「養父」に出演したピン子に対し、損害賠償を求め2日付で東京地裁に提訴したと、公式Xで公表したのだ。問題が発生したのは、10月23日に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年11月05日 17:00

    毎日のように見聞きする「不正アクセスによる情報漏洩」のニュース。もはや情報漏洩していない企業のほうが珍しいんじゃないのってくらいだし、それどころか官公庁にまで被害は及んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループが、2027年3月までの開業を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク