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記事全文を読む→老化予防から育毛まで…緑茶カテキン「11の研究結果」がもたらす「ほぼ万能」な健康アゲアゲ
ここに、とある実験結果がある。緑茶カテキン625mgを含む飲料を12週間にわたって摂取したところ、腹部脂肪の減少が促進され、トリグリセリド値(中性脂肪の値)の改善が認められた――。
ご存じのとおり、カテキンは緑茶に含まれる渋みの成分であり、ポリフェノールの一種。カテキン類の中でもとりわけ、緑茶に含まれるEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の研究が盛んだ。最近は、人間に万能と言っていいほどの健康効果をもたらすことがわかってきている。冒頭に挙げたもののほかに、10もの特質があるというのだ。では、順にみていこう。
●ラットにおいてEGCGはその抗酸化作用により、老化予防促進が認められている。
●緑茶ポリフェノールはDNA、RNA、およびタンパク質レベルでガン細胞に影響を及ぼし、ガンを予防することが認められた。
●EGCGは脳活動のアルファ、ベータおよびシータ波を有意に増やし、プラセボと比較して、落ち着き自己評価を高め、ストレスを減少させる。さらに脳内報酬系の正常化によってうつ病を予防し、うつ症状を逆転させる可能性があることが判明している。
●カテキンを多く含む飲料を摂取すると、収縮期血圧およびLDLコレステロールを下げ、肥満と心血管疾患の危険因子が改善される。
●EGCGは骨芽細胞の成長を促進させ、幹細胞ベースで骨粗鬆症を予防するのに役立つ。
●老化促進マウスにおいて、茶カテキンのEGCGはその抗酸化作用により、シワを取り除き、皮膚細胞を活性化させる。
●EGCGは真皮乳頭細胞の増殖を刺激、Bcl-2抗アポトーシス作用を介してヒトの毛髪成長を促すことで、育毛に寄与。
●インフルエンザなどのウイルスは体内に入ると、決められた細胞につく働きがあるが、カテキンを取り入れるとウイルスが細胞につきにくい状態に。細胞内で増殖できないため、結果的に風邪予防に役立つ。
●虫歯の原因は、ミュータンス菌が歯に付着し、表面のエナメル質が溶けることにある。カテキンはミュータンス菌の増殖を抑えるため、虫歯予防が可能。
●血糖値はご飯やパンなど糖質を多く含む食品などで上がり、食後に上昇する。カテキンを食前に取り入れることで、腸からの糖の吸収が緩やかに。
いかがだろうか。こうしてみると、カテキンは人間の健康には欠かせないものだと思えて仕方がない。とはいえ、
「カテキンの効果を実感するためには、緑茶を毎日15杯程度は飲まなければなりません。しかもカフェインが含まれているので、お年寄りや小さな子供には睡眠の妨げの原因となってしまう。なので、カフェインゼロのサプリメントや健康食品などを摂るのがいいでしょう」(健康ジャーナリスト)
少量で11の特質を持つ純粋カテキンを、ぜひ取り入れてはどうだろう。
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