芸能
Posted on 2019年01月25日 09:58

眠っていた祖父のDNAが動き出す?市川海老蔵、「團十郎襲名後」の危うさ!

2019年01月25日 09:58

 十三代目市川團十郎を襲名することが決まった市川海老蔵だが、祝福ムードをよそに梨園関係者の間では不安の声があがっている。

 襲名披露興行は来年5月から歌舞伎座で3カ月連続で開催された後に全国で行われ、“3カ月で30億円”と言われた父・十二代目の襲名時の興行を上回る一大祭典になることは間違いない。しかし、その後の“新團十郎”について、将来を危ぶむ声も少なくないのだ。

「海老蔵は“十一代目の再来”とも言われている。そのため、“できればその再来は芸の上だけにして欲しい”との声があちこちから聞こえてくるんです」

 こう語るのは、あるベテラン演劇記者。

 海老蔵の祖父である十一代目は昭和30年代に一時代を築いた名優だが、團十郎を襲名してからは特に、トラブルメーカーとしても有名だった。

「公演のドタキャンは当たり前。他家と揉め事を起こすなど、神経質の癇癪持ちで知られていました。海老蔵は、そんな祖父の難しい部分をダイレクトに受け継いでいると言われ、8年前に西麻布で絡まれた暴行事件は、いまだに記憶から消えてはいません。妻・小林麻央の早逝や子育てで“人が変わった”と言われていますが、“團十郎に上りつめた後が心配”との声は根強いんです」(前出・ベテラン演劇記者)

 そんな懸念をさらに増長させているのが、“お目付け役”の不在だ。

「父の十二代目の時には、十七代目中村勘三郎、二代目尾上松緑、七代目尾上梅幸をはじめとする“厳しいおじさんが”いましたが、海老蔵にはそれがいない。坂東玉三郎は我が道を行くタイプだし、松本幸四郎、尾上菊五郎は自分の家が第一ですからね。團十郎を襲名したとたん、周囲を振り回さなければいいのですが」(興行関係者)

 眠っていた本性が現れるのか。杞憂に終わればいいが…。

(坂本市郎)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/26発売
    ■530円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク