芸能

「昭和・平成」有名人の衝撃自死(1)「白い巨塔」で抜け殻となった田宮二郎

 テレビ朝日が開局60周年を記念して5月22~26日の5夜連続のスペシャルドラマとして放送される、山崎豊子の不朽の名作「白い巨塔」。主人公の財前五郎をジャニーズきっての演技派として評価の高い岡田准一、ライバルの里見脩二を松山ケンイチが演じるということで、期待が寄せられている。

 これまで何度も映画・ドラマ作品となり、そのたびに大きな話題を呼んでいる同作品だが、やはり最も印象が強いのは、1978年に制作された“田宮二郎版”だろう。

 何といっても、田宮は同作のクランクアップから1ヵ月後、まだドラマが放送中に猟銃で胸を打ち抜くという、衝撃的すぎる方法で、その生涯にみずから幕を閉じている。

「壮絶な自死の話題性もあり、最終回は30%を超える視聴率を記録しました。順調に見えた田宮の俳優人生ですが、私生活では多額の借金と、こじれた女性問題に悩まされ、躁うつ病を患っていたとされます。『白い巨塔』は、田宮自身が原作に惚れ込み、切望してドラマ化を実現させた作品で、その鬼気迫る演技が評判を呼びました。しかし、撮影が終わると抜け殻状態となってしまったようで、『もう何を演じていいかわからない』と、周囲に弱音を吐いていたといいます」(芸能記者)

 難役を、岡田はどう演じるのか。天国の田宮も気になるに違いない。

(露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」