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記事全文を読む→内田裕也、一般人にも「ロケンロール」とスゴんでいたのは優しさの表れだった!
ミュージシャンで映画俳優の内田裕也さんが3月17日に亡くなった。79歳だった。昨年9月には妻で女優の樹木希林さん(享年75)に先立たれ、後を追うかのようにみずからも旅立っていった。
その内田さんは「ロケンロール!」の決め言葉で知られ、表向きは誰に対しても「この野郎!」とケンカ腰の態度で挑みつつ、俳優としてはCMでも見せるようなコミカルな演技をこなす柔軟さも持ち合わせていた。昨年末には自身のライフワークとする恒例の年越しライブ「ニューイヤーワールドロックフェスティバル」にも出演し、元気な姿を見せていたが、同ライブでかつて見せた光景について音楽ライターが振り返る。
「ライブには内田さんの広い交友関係から幅広いアーティストが集まり、沢田研二やビートたけしも出演経験があるほど。その舞台裏では全員そろっての写真撮影も行われますが、その際に中央に陣取る内田さんはカメラマンに向かって『おい、ちゃんと全員入ってんのかこの野郎!』などとスゴんでいたものです」
まさかカメラマンに対してもあの調子で脅すのか。初出場のミュージシャンはその様子に驚いていたというが、それは内田さんなりの愛情表現だったというのだ。
「そんな内田さんに対してはカメラマンも慣れたもので『大丈夫です、みなさん入っています!』と即答。言葉がキツいだけで、内田さんは全員がちゃんと記念写真に納まるように気を遣っていたのです。実際、フェスティバルでは各出演者に声を掛けつつ、忙しそうに歩き回っていたものでした。主催者ならどっかと構えて、出演者が挨拶に来るのを待っていれば良さそうなものですが、音楽面でも裏方に回ってのプロデューサー志向だった内田さんは、自分の目でチェックして回ることを良しとしていたようです」(前出・音楽ライター)
今ごろは天国で先に待っていたミュージシャンたちを集めて、コンサートを開こうとしているのかもしれない。
(金田麻有)
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