芸能
Posted on 2019年04月05日 09:57

追悼・超破天荒な79年!内田裕也「暴乱ロッケンロール伝説」(2)拳でバーの天井に穴をあけた

2019年04月05日 09:57

 長年、交遊があった大阪・ミナミのバー「メリケンジャップ」店長の大喜多勝義氏が秘話を明かす。

「酔っ払うと手がつけられなかった。(十八代目中村)勘三郎さんのお母さんのお通夜で、裕也さんと勝新太郎さん、勘三郎さんで飲んでいたら、勝さんのメンソールタバコがなくなったんです。私が自分のセブンスターを出して『吸いますか?』と言うと、横から裕也さんが『チョイチョイチョイチョイ! 勝さんはKOOLだぞ!』って、本気で怒る。勝さんは『いいんだよ裕也! 俺は大喜多ちゃんのが吸いたいんだ』と悠然としていた。それでも裕也さんは『大喜多、お前は気がきかねえなー』ってずっと怒ってたよ。永ちゃん(矢沢永吉)を引き合わせたのは30年以上前だったかな。永ちゃんと今日は何があっても耐えようって話してたら『ヤザワ~腕相撲しよう』って。何度やっても永ちゃんが勝つから、裕也さんはクッソーって悔しがって騒いだのがいい思い出です」

 バーの天井には、泥酔した裕也が「ロッケンロー」と雄たけびを上げ、突き上げた拳であけた「ロックの穴」が今でも残っている。

 生涯3度の逮捕歴がある裕也。初回は77年の大麻取締法違反だった。

「初犯から2年後には若松孝二監督の『餌食』(東映)で主演する変わり身の早さ。しかも、この映画で裕也さんが演じた役柄は、マリファナを吸うロック歌手。レゲエ歌手を売り出そうとし、芸能事務所に殴り込みをかけるというものでした」(芸能デスク)

 そして、2度目が83年。酔っ払って包丁片手にウドー音楽事務所に殴り込み、「外タレばかりじゃなく、日本人ロッカーを使え」と訴え、銃刀法違反で逮捕されている。

 まさに内田雄也(=本名=)はロック歌手・裕也を生涯かけて演じ続けていたのかもしれない。

 死の瞬間までロック魂を貫いた稀代のロッケンローラーの偉業に合掌!

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク