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記事全文を読む→「週刊アサヒ芸能」アサ芸“通巻4000号”の10大ニュース」血風録〈芸能篇〉(2)勝新「麻薬逮捕」で残った謎
大病を患いながら1988年4月の東京ドーム公演で復活。“不死鳥”と称された美空ひばりが1989年6月24日、2度目の復活とはならず、間質性肺炎による呼吸不全で死去した。
本誌では『緊急内幕 美空ひばり急死で気になる「大いなる遺産」の相続人!』(1989年7月5日号)のタイトルで掲載。それによると、都内の高級住宅街にある、土地と建物合わせて約30億円と言われる「ひばり御殿」のほか、複数の不動産、43年間歌い続けてきたレコードの版権のほか、高級外車、美術・骨董品、宝石、株券‥‥。「昭和の歌姫」にふさわしい遺産の数々。注目はその相続人だ。記事にはこうある。
「ひばりの財産を相続できる法定相続人は、養子縁組みした和也君ひとりだけです。遺書でもあれば別ですが、そうでなければすべて彼が相続することになります」(関係者)
ひばりの遺産を相続し、現在は実業家や音楽プロデューサーとして知られる和也氏だが、当時はまだ17歳。莫大な遺産が転がり込んできただけではなく、中見出しには「重くのしかかる巨額相続税」。1人の若者にいきなり訪れた人生の転機。「アサ芸」をはじめ数々のマスコミが注目したのも想像に難くない。
一人、また一人と天国に旅立つ昭和のスターたち。ところがこの大スターが“旅立ちを強いられた”のは、ハワイの連邦地裁。
1990年1月16日、俳優の勝新太郎がハワイのホノルル国際空港で、下着にマリファナとコカインを入れていたとして現行犯逮捕された。本誌は『緊急大特集 ハワイ麻薬逮捕の全容「勝新ファミリー」の崩壊!』(1990年2月1日号)と題して7ページにわたって特集を組んだ。
「今回のニュースを聞いて、さされたなと思った。税関に並んでるときに係官がまっすぐに来ることはないわな」(勝の実兄の若山富三郎)
「ハワイ税関の担当官は『1万ドル以上の外貨持ち込みの疑いがあったから調べた』とか『嗅覚が働いたのさ』などと、あいまいな返事です。勝新がマークされる人物だったのは確実ですね」(現地特派員)
「パンツに袋を縫いつけるなんて、中村玉緒がするはずがない。自分の愛人ホステスにでも作らせたんだろう」(芸能記者)
様々な憶測が飛び交ったこの一件。本誌取材班も「大麻にせよコカインにせよ、簡単に入手できる米国に、日本から持ち込むというのは理解に苦しむ」という見解だった。
記事は、今では不祥事の定番の懸案事項である補償金についても触れている。この時、勝はビールのCMに出演しており、補償額は5億円とも6億円とも伝えられているというのだ。さらには、この一件で芸能界追放、ひいては勝プロの“再倒産”の可能性についても述べている。
その後、勝は活動の中心を舞台に移す。1996年にはガンを患い、記者会見で「タバコはやめた」と言っているそばから紫煙をくゆらす、破天荒なエンターテイナーぶりを披露。そして1997年6月21日、天国へと旅立った。
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