芸能
Posted on 2025年10月12日 10:00

サッチーが組長夫人に綴った詫び状の中身/アサ芸「スクープ血風録」〈芸能スキャンダル編〉

2025年10月12日 10:00

 インターネットやSNSもなく、雑誌やテレビが話題の中心だった90年代。華やかなりし芸能界のスキャンダル、そしてアサ芸のスクープも世間に大きな衝撃を与えた。

 人気ユニット「わらべ」の長女・のぞみとしてお茶の間の人気者となり、主演ドラマ「積木くずし〜親と子の200日戦争」(TBS系)で人気女優の仲間入りを果たした高部知子(58)の“ニャンニャン写真”が話題をさらったのは83年6月のことだった。

 その後の高部といえば、謹慎処分が明けても、かつての輝きを取り戻せないまま一般男性と結婚。22歳で芸能界を引退することに。

 芸能ジャーナリストの平田昇二氏が振り返る。

「当時の高部は国民的アイドルで好感度も高かったですからね。加えて15歳という若さもあり、喫煙&情事後を思わせるあられもない1枚はあまりに強烈で、復活できなかったのも仕方のないところです」

 週刊アサヒ芸能92年8月6日号ではコンビニ経営をしている高部の夫を直撃。「芸能界に復帰することは100パーセントありえません」と断言していた。

 だが、高部は後に夫と離婚。局部にピアスをつけたヌード写真集「Objet Da’mour」(モッツ・コーポレーション)を発表したのは、それから7年後のことだ。

 松田聖子(63)と中森明菜(60)の2大歌姫もアサ芸愛読者お気に入りの「オカズ」だった。

 93年4月15日号では「聖子・明菜『全裸からみ写真集』の競艶!」と題してヌード写真集の出版計画をスッパ抜く。

「聖子は神田正輝(74)という夫がいながら、後に暴露本を出す米国人俳優のジェフ・ニコルスをはじめ、複数の愛人との関係が取り沙汰されていました。その影響もあって、副業で展開していたブティックは閑古鳥が鳴くありさま。もう一方の明菜は所属していた事務所との金銭トラブルで億単位の借金が報じられていました。ヌードのギャラについては、聖子が3000万円、明菜が初版保証で3500万円と具体的に書かれていたのが印象的です」(前出・平田氏)

 アサ芸のスクープでお蔵入りになったのか、2人のヌード写真集が陽の目を見ることはなかった。

 90年代末から00年代初頭にかけて、数々の芸能人を相手に激しいバトルを繰り広げ、猛女ぶりを発揮したのが“サッチー”こと野村沙知代氏だ。中でも浅香光代との“ミッチー・サッチー騒動”は連日にわたって週刊誌やワイドショーを賑わせた。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう回顧する。

「芸能人同士の遺恨ネタは数あれど、噂レベルにとどまらず当事者同士がお互いに罵倒し合い、十勝花子さんや渡部絵美さんら他の芸能人たちも巻き込んで話題を提供していましたからね。芸能人同士によるあそこまでの対立構図は前代未聞で、まさに芸能スキャンダル史に残るバトルと言えるでしょう」

 そんな中、アサ芸は99年6月24日号でサッチーによる「山口組系組長夫人への詫び状」スキャンダルを独占スクープしている。

 組長夫人が予約した版画を都内ホテルのある画廊に買いに訪れたところ、その版画を気に入った野村氏と遭遇。高圧的な態度で版画を譲るように強要されるも、後から来た若い衆が挨拶すると野村氏の態度が急変。彼女のもとに後日詫び状が送られて来た顛末を組長夫人が告白している。

「さすがのサッチーも相手がマズイと思ったんでしょうね。とはいえ、記事によると『その詫び状は便箋1枚にさっと書いたような簡単なもの』だったそうですから、そのあたりにも“らしさ”が表れていますよね」(前出・平田氏)

 果たして令和の世にサッチーを超えるお騒がせ猛女は現れるのだろうか。

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