芸能

天才テリー伊藤対談「PANTA」(4)内田裕也が大激怒して言ったのは…

テリー PANTAさんは最近亡くなられた内田裕也さん、萩原健一さんともつながりがありましたよね。裕也さんの代表曲「コミック雑誌なんか要らない」は、頭脳警察のカバーなんですよね。

PANTA そうですね。裕也さんのエピソードを話しだしたら、終わらなくなっちゃうから。例えば、「コミック雑誌なんかいらない!」の映画を作った時だって、俺には何の話もないんですよ。

テリー 映画のタイトルに使っているのに?

PANTA そうそう。

テリー ええっ? 内田裕也ですね、やはり。PANTAさんはブログに「ロックをやっている奴は面倒臭い奴が多いが、彼はその頂点に立つ男」なんて書かれていましたけど。

PANTA ええ。あるパーティーに出席している時に、ツカツカッと裕也さんがやって来て、「PANTA、向こうで俺、『歌が下手だ』って言われたんだけどよ、お前、どう思う?」って聞かれて。どういう答えを求めてるんだか、さっぱりわからないから「裕也さん、歌は味ですよ」って言って、逃げましたけどね(笑)。

テリー 僕、裕也さんの最後のバラエティーを演出させてもらいました。裕也さんにドッキリを仕掛けたんですよ。

PANTA へえ、それはおもしろそうだ。

テリー 「内田裕也がロックを語る」という番組を作る体で、ダチョウ倶楽部が裕也さんに気づかれないように顔にKISSのメイクをするという内容で。撮影中は大激怒したんですけれど、カメラが止まったら「どうだ、おもしろかったか?」って。

PANTA アハハハハ!ちゃんとシャレがわかるんだよね。本当に、純粋でかわいい方でしたよ。

テリー それは、ショーケンにも当てはまるんじゃないですか。

PANTA そうですよ。第41回ウェスタンカーニバルに出た時、楽屋で盛り上がって、自分がステージでズボンを脱いでマスターベーションすることになっちゃったんです。

テリー ああ、それも伝説の一つですよね。GSのイベントに頭脳警察が出ているのもすごいんですが。

PANTA ステージに上がる前にトイレに行ったらいきなりショーケンが隣に来て「PANTA、本当にやるの?」なんて聞いてくるから「やるよ」って返して、もう引くに引けなくなっちゃった(笑)。それから数十年たって、ショーケンのユニットのコーラスを担当している女の子と共演したんだけど、ショーケンがその女の子に電話で「PANTAにマスターベーションを教えたのは俺なんだ」とか言っていたらしくて(笑)。

テリー ワハハハ! バカだね、ショーケンも。

PANTA 「お前に教えてもらわなくても、中学からやってるよ!」って。

テリー しかし、今日は本当に楽しかったな。機会があればライブにも足を運んでみたいです。

PANTA 待ってます。今ライブに来てくれるファンはやっぱり同世代、50歳代以降が多いんですが、若い世代も増えてきていますよ。あと、今度のライブは限定で「平成割引」というのもやっているんです。

テリー 平成生まれの人が対象ってことですか。

PANTA ええ。チケットが高いと、どうしても若い子たちにライブへ来てもらえないというジレンマがあって。

テリー そうか。せっかくの貴重な機会だから、若い人たちにもぜひ足を運んでほしいですね。

◆テリーからひと言

 予想はできていたんだけど、やはり同世代、いろんな話題で盛り上がっちゃったな。今度、湘南ででも、甘党デートをしてゆっくり語り合いましょう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策