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記事全文を読む→ブラザー・コーン「貴明と憲武がヒットのきっかけを」/テリー伊藤対談(3)
テリー 「WON'T BELONG」の大ヒットはコンちゃんにとっても大きかったよね。印税もたくさん入ったんでしょう?
コーン 入りました。作詞・作曲なんで。
テリー そうだよね。ずるいよね。
コーン あの曲がヒットしたのは、「オールナイトフジ」で(石橋)貴明と(木梨)憲武がかけてくれたのがきっかけだったんですけど。その時、節電っていうか、世の中があんまり電気を使っちゃいけなかった時期で。「オールナイトフジ」以外、他の局が番組をやってなかったんですよ。そうすると視聴率が全部そこに集中するじゃないですか。
テリー そうだよね。
コーン で、それがちょうど「オールナイトフジ」の最終回の時で。あの曲、全部で6分あるんで長いんですけど、3回ぐらいかけてくれたんですよ。そしたら夜中に「コーンさんが歌ってる曲って何ですか」っていう電話がフジテレビに殺到して、次の日から「デイリーチャート」の一日のCDの売り上げ枚数が「ええっ!?」と思うぐらいどんどん伸びていって。結局オリコンの3位に入ったんですね。
テリー あの曲ね、相方さん(ブラザートム)は歌ってないじゃないですか。
コーン 「オリオリ」言ってるだけですね。
テリー そうですよね。何であれをシングルにしたんですか。
コーン もともとはアルバム用に作った曲が何曲かあって、あれもその中の1曲だったんですよ。で、どれをシングルにするかは僕が決めるんじゃなくて、レコード会社が決めるんです。
テリー あ、そうなんだ。
コーン はい。で、あの時はレコード会社の人が全員一致で、「今回のシングルは残念ながらトムさんが歌ってないんだけど、コーンさんのソロの「WON'T BE LONG」にしたいから。トムさん、いいですか?」って聞いたら「俺は全然いいよ」って言ってくれたんで、あの曲になったんです。
テリー 前に聞いたらトムさん、レコーディングに来れなかったとか言ってましたよね。
コーン そうです、あいつパチンコやってたんです。それで間に合わなかった(笑)。
テリー 本当は2人で歌うはずだったのに、トムさんが収録に来なかったの?
コーン レコーディングって1人分録るだけでも時間かかるじゃないですか、2時間とか。で、「俺ちょっとパチンコ行ってくるわ」って出て行った後でトムのレコーディングを始めようってなった時に、たくさん玉が出ちゃってたらしいんですよ。
テリー 大当たりの真っ最中だったんだ(笑)。
コーン で、「ちょっと待ってて」みたいになったらしいんですけど、「じゃあ、とりあえずトムさん抜きで、コーンさんの歌で仮で全部行きましょう」っていうことになって。でも、その後スケジュール的に間に合わなくなっちゃったみたいで「今回コーンさんのソロで行きます」って言ったら、トムも「全然いいです」って言って。
テリー でも、それって大ヒットすることがわかってたら、もしかしたら反応が違ったよね。だって、あの曲で紅白も出てるでしょう?
コーン 出てます。ただ、アルバムにも入ってるし、あのシングルのB面はトムが作った曲なんで。印税的には、ちょっと僕のほうが多いですけど、問題ないです。
テリー ああ、そういうことか。でも、そうすると今度はコンちゃんのほうが「何だよ、歌ってないのに印税持っていくのかよ」って。
コーン いやいや、それは思ったことはないですよ(笑)。いろんなミュージシャンがいて、いろんな分け方があるんで。
テリー そうか、エラいなぁ(笑)。でも、あの歌はコンちゃんにとっても大事な曲になったよね。今でも聴いて涙する人がいっぱいいるじゃないですか。
コーン そうですね。まったく無名の頃から仲がよかったとんねるずの番組がきっかけになったっていうのも運がよかったと思うし、今でも大切に聴いてくれる人がいるのは本当にうれしいですね。
ゲスト:ブラザー・コーン(ぶらざー・こーん)1955年、東京都生まれ。大学在学中の1981年、あのねのねが司会の「とびだせものまね大作戦」(フジテレビ系)に出演し、後に清水国明に弟子入り。コミック歌手などを経て、1983年、ブラザートムと「バブルガム・ブラザーズ」結成。1990年、「WON’T BE LONG」が大ヒット、紅白にも出場した。2000年代前半、腎不全を患うが、妻の腎臓を移植し復帰。2023年、乳がんと診断されたことを公表した。初の著書「WON’T BE LONG バブルと泳いだ人生」(講談社/Kaori Oguriプロデュース)発売中。
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