芸能

“ブラックロケ”が白日のもとに!出川ガールズが「イッテQの驚愕舞台裏」暴露

 これはしゃべりすぎた?人気番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の海外ロケ壮絶裏話を、現役出川ガールズがぶっちゃけた。

 6月10日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)でのこと。「世界の果てまでイッテQ!」の「パパラッチ出川」コーナーで、英語のできないお笑い芸人、出川哲朗の通訳などを担当する出川ガールズの谷まりあが出演。海外のスターをひたすらパパラッチして、ペアショットをおねだりする企画のVTRが、不眠不休で作り上げられていることがわかった。

「働き方改革でNHKの朝ドラマでさえ週5日放送になるこのご時世に、『24時間働けますか?』と言わんばかりのハードスケジュールを強いるテレビ局があったとは、驚きですね。過酷ロケには慣れっこの濱口優ら聞き手も驚きの連続だったようでした。谷は『旅の準備が3分で終わる』と豪語。着替えるヒマがないので、私服をもっていく必要がなく、持参するのはシャンプーセットくらいと打ち明けてました。現地に到着するや、衣装である柔道着に着替え、帰りの飛行機に乗る直前まで着たきり雀状態。連日ロケ現場とホテルの往復で、観光一切なしでひたすら仕事だそうです。仕事終わりの打ち上げもなく、食事の際も柔道着姿。夜、クラブでスター待ちした際は、朝5時まで粘っても空振りで、その朝9時に集まって、撮影したそうですよ」(芸能ライター)

 ディレクターに「最後まで撮るんだよ!」と言われ、気持ちは「やるしかない」に変わっていき、連日の激務で十分な睡眠が取れなくても、帰りの飛行機で眠れるからいいか、と自分を鼓舞させるような状況に変化していったという。

「ブラックロケにどっぷりつかった谷は、けなげにも自分以上にカメラマンらスタッフが大変だったと褒めちぎった後、最後まで投げ出さずに仕事をやり遂げた自分を『タフになれました』と自画自賛してました。痛々しかったですね」(前出・芸能ライター)

 撮れ高第一、おもしろさ追求のためタレントを酷使し続けるテレビ業界。5月24日に、同番組のロケ中、左足首を骨折したANZEN漫才のみやぞんも、人並み外れた体力がアダとなり、ハードな技への挑戦を続けさせられ、負傷してしまったのかもしれない。谷が、知らず知らずのうちに疲労がたまってダウンするようなことがないことを祈るばかりだ。

(塩勢知央)

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