芸能

太田光、「27時間テレビ」惨敗の“戦犯扱い”の裏で意識していた「使命感」とは?

 11月2~3日に放送された「FNS27時間テレビ~にほんのスポーツは強いっ!~」(フジテレビ系)の平均視聴率が5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代最低視聴率を更新したことがわかった。(瞬間最高視聴率は3日夜のアニメ「サザエさん」12.8%)。

 総合司会をビートたけし、関ジャニ∞・村上信五がキャプテンを担当し、3年ぶりに生放送メインで構成。ところが、撮り直しのできないことが裏目に出て、超悲惨な結果を招いてしまった。

 昨年の7.3%をぐんと下回る数字には、来年の東京五輪を前にスポーツを取り上げた安易な企画構成、「番組クラッシャー」と化したかのような爆笑問題の太田光の破天荒なふるまいも無関係ではないだろう。

「フジテレビの社長が番組出演するなど社をあげて社員総出で全力投球の構えだったが、視聴者には響かなかったようです。11月4日放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』で、パーソナリティーの高田文夫が、系列のニッポン放送系にもかかわらずバッサリ斬っていましたね。27時間テレビ内の『さんまのお笑い向上委員会』に出演した太田を取り上げ、気の毒なくらいすべりまくっていたと同情。吉本興業の芸人に投げ飛ばされたり、首絞められたりやられ放題で、『かわいそう』を連発。先輩芸人をいたわってやれと苦言を呈したほどでした」(ネットライター)

 11月5日放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ系)でパーソナリティーの太田が当時の状況を詳細に語った。それによると、やることなすことすべて空回りする状況が展開。ピエロの格好をしたのはいいが、顔に描いた「リーチ一発マイケル」の文字は読めない、顔の白塗りを共演者の衣装にベッタリつけてしまう。吉本の若手芸人に本気で絞められ、冠番組を台無しにされたさんまも怒髪天状態で、何をしても褒めてくれた仏の関根勤には真顔でこんこんと説教され、空気を読むMC名人の今田耕司に袖を引っ張られて行動を制限される…。そんなこんなで太田自慢のギャグは不発、毒舌は空回り、場の寒さに客席が静まり返る地獄を味わったそうだ。

「太田はあれだけすべりまくった場を笑いの天才、さんまが持ち直したとゴマをすっていたが、番組を目もあてられないカオスにしてしまったのが太田、という印象は否めません。不祥事続きの吉本興業をいじりまくる使命を『自分がやらなければ誰がやる』とばかりに意識していたのかもしれませんが、現場の芸人はみな必死な感じで、見ていて笑うどころか、商売とはいえ、どちらもかわいそうになりましたよ」(芸能ライター)

 太田は「さんまのお笑い向上委員会」のレギュラー出演を狙っているというが、ちょっと難しそうだ。

(塩勢知央)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
世界タイトル獲得翌日に王座返上宣言のボクシング新王者に具志堅用高が猛然と苦言
2
水泳連盟会長にケンカを仕掛けた千葉すず「記録突破でも五輪落ち」裁判/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
藤井聡太「連敗で八冠陥落危機」を引き寄せた「縁起の悪い将棋めし」
4
【メジャー発掘秘話】多田野数人「ビデオ出演」スキャンダルに「たった一度の過ちだった」悔恨コメント
5
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係【2024年4月BEST】