芸能

【食にこだわる芸人②】「もらったインスタントラーメンで3食いける」明石家さんまに女子アナがツッコミ

 博多華丸が食に対して気を遣う一方、おいしいものに全く関心がないのが、相方の大吉だ。

「1錠でお腹がいっぱいになる薬があればいいと思ってる」

「食べ物なんて2口食べれば、あとは同じでしょ。評判のラーメンだって2~3口目からは、普通のラーメンの味になるから」

 そう断言するほどだ。お酒に関しても、コンビニに置いてある芋焼酎の黒霧島さえあれば、満足らしい。

 先日、引退してしまった中居正広も、食事は質素なもので満足するタイプだった。売れっ子芸能人は食にお金をかけていそうだが、自宅でのひとり飯については、

「豆腐とか納豆とかモロキュウとかを食べています」

 と語っていた。まるで居酒屋のおつまみのようだ。

「ピザーラ2店舗くらい買えるお金を持っている」

 と豪語するも貧乏性が抜けきらず、もらった即席ラーメンで3食済ませてしまうことがあるのは明石家さんまだ。

「チキンラーメン、サッポロ一番しょうゆ味を挟みまして、マルちゃん製麺に。ちゃんと種類は変えたけど、3食ラーメン。もちろん、ご飯は炊いて卵かけご飯にして」

 まさかの炭水化物中心なのである。

 後輩芸人とご飯を食べる時もカレーや牛丼が多く、

「ランチしてるサラリーマン見たら『俺よりエエの食べとるな』って思うことはある」

 そんなさんまに、女子アナからは「さんまさんは本当に美食家じゃないですよね」とツッコミが入る。

「これは私の持論なんですけど、とにかくお笑いの人間は、裕福な生活を送ると笑いが半減するっていう。だからスーパーに行って、大根の値段を知っておかなければいけない商売なんですね。それで安いもの食べてんねや」

 さんまはもっともらしいことを言うが、その一方で、

「胃は金持ちにならない。昔のままやねんね。外面はやっぱり、いいものを着たりとか、いい車に乗ったり、いい家に住んだりできてんねんけど。俺の生活っぷりとか収入を、胃は知らないから。たぶん小さい頃に食べて、おいしかった胃のまま。ついついシーチキンとか手がいってしまうなぁ。あと、ソーセージってうまいよなぁ。ほんまに、感謝状あげたい」

 これが嘘偽りない本音なのである。

(坂下ブーラン)

1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティー番組の演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件