話題の主は、朝日放送テレビの新人・久保光代アナである。青山学院大学大学院卒の「変わりダネ」は、学生時代から一目置かれる存在だった。女子アナウォッチャーが解説する。
「経済学研究科で経済学を専攻していた文系女子です。それも学部生から飛び級で大学院に進学して、ストレートで卒業したほどの才媛。学生時代はフリーアナウンサーを抱えるセント・フォースの学生部門である、セント・フォースsproutに所属していました。『めざましテレビ』のレポーターや『ヤング日経』(ラジオNIKKEI)の月曜パーソナリティーとしても、慈愛のこもった笑顔と柔らかい語り口調が評判でしたね。入社前からキャリア十分なだけに、早くも局OGの赤江珠緒2世の呼び声が高い」
所属事務所の冠ラジオ番組「gee up sprout」では「代打の神様」としても活躍した。女子アナウォッチャーが続ける。
「学生キャスターが体調不良などで休むたびに、代役を務めてきました。本人も『ピンチヒッタ―で頼まれた時に、断ったことがないのが自慢』と公言していたほど。2回連続で出演したこともありました。2人1組でパーソナリティーを担当するのですが、新人の学生とペアを組むことがしばしば。母親さながらに下級生をフォローする姿に、ほっこりさせられましたね。学生時代から久保アナの登場回は、公開スタジオのあるたまプラーザにファンが大挙して集結していました。すでに朝日放送の社屋前には、出待ちファンがいると聞きます」
大阪から全国に知れ渡るのは、時間の問題のようだ。