女子アナ、女優の次は美容系インフルエンサー!? フリーアナウンサーの宇垣美里(34)が新たな市場で頭角を現しつつある。その背景には悩ましい事情が見え隠れしているようで‥‥。
「深夜ドラマのヒロイン、あるいは2〜3番手女優がいいところ。それもコンスタントに役者仕事があるわけでもありません」
とは、さる民放局プロデューサー。この春にフリー転身6年目を迎えた宇垣だが、いつしか女優としてのキャリアに頭打ちの兆しが見えてきた。民放局プロデューサーが続ける。
「22年に放送されたドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(TBS系)のレンタル彼女役で、大胆なシースルードレス姿のGカップバストを解禁したのがハイライト。以降、出演した映像作品で爪痕を残すどころか、ほとんど話題になりませんでした。後発の森香澄にも大きく水をあけられている印象です。鳴かず飛ばずの女優業が、タレント価値を下げることにもなりかねません」
もっとも、これまで美女たちを輩出してきた所属事務所「オスカープロモーション」の中でもルックスは国宝クラス。その見た目の美しさと元局アナの知性を見込まれて、企業や映画のPRイベントに呼ばれることもしばしば。4月10日に開催された化粧品ブランド・アクシージアの「AGTHEORY 新製品プレス発表会」では色香な姿を披露してくれた。
今回のイベントで紹介されたのは美容ドリンク「AGドリンクⅪ」。その容量わずか25ミリリットルを客席にわかるように大口を開けて試飲してみせるが、まるで大好物の甘味を口内に受け入れるかのごとし。ひと口飲み込むなり、ゴックンと大きく喉を鳴らしたのが恥ずかしかったのだろうか。口元を手で覆いながら淑女さながらの微笑みを浮かべていた。そして、再びお口を受け入れ態勢に戻して、残りをキュッと飲み干すのだった。
このひと幕を逃すまいとメディア席からのフラッシュが絶えなかった。芸能ライターが耳打ちするには、
「事務所は、昨年末に退社した小芝風花(28)の穴を埋める存在として期待しています。といっても、女優業だけで小芝が稼いできた収益をカバーできるものではない。むしろ、美容に特化したインフルエンサーとしての企業CMやグッズ販売による収益増を目指しているようです。どうも、周囲のスタッフにしゃべり方や思想を伝染させてしまう影響力の強さを買われているようです。年明けに立ち上げたYouTubeチャンネルも試金石の1つになるでしょう」
仮想のドラマよりも現実の世界で崇められる日も遠くないかもしれない。