芸能

「恋つづ」、上白石萌音に欲望全開となる佐藤健の演技に「イメチェン模索?」の声

 上白石萌音主演ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)の3月10日放送の第9話の視聴率は14.7%。6話から10.9%、11.9%、12.1%と後半に入ってから右肩上がりだ。新型肺炎の影響で世間が外出を控える傾向にあり、ニワカで観た視聴者も多かったのかもしれない。同回は上白石演じるナース・佐倉七瀬が、佐藤健演じる、恋人で同じ病院に勤める医師の天堂浬とベッド上でのカラミのシーンが登場する。

「七瀬は腕など、ところどころに透け感のある黒いロングワンピ姿で、緊張気味に天堂を自分の部屋へと招き入れる。で、キスを何度も重ねながらベッドに倒れこみいよいよ…、というところで香里奈扮する天堂の姉・流子らの邪魔が入り強制終了。予想の範囲内のソフトな展開でした。ただ、ここは、現実でも“プレイボーイ“の呼び声も高い佐藤の地が見えたような迫力があって、アクションしかやらない印象だった佐藤が30代になってイメチェンを図ろうとしているようにも見えましたね」(芸能ライター)

 そしてそれ以上に、佐藤の演技が光っていたのは、ラストで、涙をポロポロと流しながら「好きだ…。お前が好きだ」と初めて天堂が七瀬に告白するシーンだという。

「通勤途中に交通事故に巻き込まれ意識不明となった七瀬に仕事以外の時間は、ほとんど付き添い、数日後に意識を取り戻した七瀬を見て安心した天堂が、ポツリポツリと七瀬のいいところを吐露した後に、『好きだ…』と万感の思いで涙ながら告白するんです。これには視聴者からも《もらい泣きしました》《佐藤健のラストが泣けました》などの声も見られました。ドラマスタート当初は、天堂がコワモテキャラ寄りで、《映画「るろうに剣心」の時のような殺気立った目付きの時があって怖い》などの意見もありましたが、それが、七瀬に心を開くようになっていくにつれ、ツンデレな素顔を少しずつ見せ始める。さらに2人が付き合うようになると、キスの連打や嫉妬心を見せるなど、ツンデレの“デレ”部分が増大。極めつきが今回の涙腺崩壊の演技で、どんどん人間臭くなっていく天堂のキャラをみごとに演じきっていましたね」(前出・芸能ライター)

 もちろん、佐藤がここまでハマリ役に見えるのは、受け手でもある主演・上白石の存在のおかげ。いよいよ3月17日に最終回を迎えるが、続編や映画化を望む声も多数見られる。主演の上白石とともに、佐藤にとっても代表作のひとつになりそうだが、さて、どのような結末を迎えるのか。

(島花鈴)

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