スポーツ

金村義明、槙原寛己に「上には上が…」と本音で振り返った甲子園「投手」時代

 主に近鉄バファローズで活躍した元プロ野球選手の金村義明氏は現在、野球解説者として関西弁まる出しのひょうきんなキャラクターで知られる。

 現役時代、タイトルこそ獲得してはいないが、1986年には史上39人目になるサイクルヒットを放つなど、チームのムードメーカー的な存在だった。

 そんな金村氏が、報徳学園に籍を置いていた高校時代には投手を務めていたことをご存知だろうか?

 高校3年の夏の大会では地区大会の兵庫県大会での7試合、甲子園での6試合、合計13試合を全て完投で勝利しており、甲子園優勝投手に輝いている。では、そんな金村氏が、なぜプロでは野手に転向したのだろうか。

 元フジテレビアナウンサーのフリーアナ・田中大貴のYouTubeチャンネル〈田中大貴のアスリートチャンネル【アスチャン】〉、8月26日投稿回で、その真相に迫っている。

 報徳学園が夏の甲子園優勝を遂げた年の春の大会でのこと。甲子園の1回戦で対戦したのは公立の大府高校、巨人で活躍した槙原寛己氏が投手であった。結果は大府高校に敗退、報徳学園が歴史上初の1回戦負けを喫しており、「お前のせいで負けた」などとなじられる経験をしたようだ。

 しかしそんな負け試合でも金村氏はバッティングで活躍、ホームラン、二塁打、シングルヒットをたたき出し、1回戦で負けたにもかかわらず“ナンバーワン打者”との評価もあったそうで、「ここが勘違いの始まりやね」と笑いを誘った。

 槙原氏が147キロの速球を甲子園で投げた時は会場が静まり返ったそうだ。「上には上がいる」と振り返る金村氏。プロでは完全試合も成し遂げた槙原氏のその後の活躍を見てもうなずける話であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ