スポーツ
Posted on 2020年11月13日 05:59

プロテクト逃れ?支配下枠拡張?巨人ドラ1位を育成に落とした「腹積もり」とは

2020年11月13日 05:59

 FA戦線をにらんだ「プロテクト逃れ」か、それとも…。

 11月3日、巨人は昨年ドラフト1位ルーキーの堀田賢慎(19)と17年ドラフト1位の鍬原拓也(24)に、自由契約を通知した。

「4月に堀田が右ヒジをトミージョン手術、8月に鍬原が右ヒジ肘頭骨折の手術を受けていました。両投手とも来季は育成契約を結ぶ方針で、現状は患部の治療やリハビリに専念しているそうです。来季の戦力として計算していないとはいえ、三顧の礼で指名したドラフト1位の若手選手を育成に落とすのは異例中の異例。オフのFA補強を見越した『プロテクト逃れ』のために支配下枠から落とした可能性も考えられます」(セ・リーグ関係者)

 今オフのFA市場には、ヤクルトの小川泰弘(30)や西武の増田達至(32)など投手陣のタレントがそろっている。今オフにメジャー移籍がささやかれるエース・菅野智之(31)の穴埋めや2軍クラスの選手を登板させざる負えない脆弱な中継ぎ陣の立て直しのためには今オフのFA補強は必至。それだけに、FA補強の代償である人的補償に先手を打ったというわけである。

「本来なら、ドラフト1位で指名した若手選手は人的補償から逃れられる28人のプロテクト枠に入るものですが、来季構想外の二人を囲う余裕が今の巨人にはないようなんです」(前出・セ・リーグ関係者)

 そして自由契約となれば、ルール上は他球団が獲得に乗り出すことも可能だが、

「建前では可能です。ただ、実際には来季の復帰計画と順次支配下に戻す方針で固められていて完全に囲われています。ケガでの離脱とはいえドラフト1位を育成に落として支配下枠を空けるやり口がまかり通るのであれば、巨人のような金満球団は無限大に支配下枠を拡大できるも同然ですよ」(前出・セ・リーグ関係者)

 かねてから、指揮官の原辰徳監督は「野球界の発展のためには枠なんてないほうがいい」と支配下枠の撤廃を提言。オフの補強に向けてさらなる育成落ちの憂き目を見る選手が現れなければいいが…。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月12日 14:30

    巨人がセ・パ交流戦15試合消化時点で9勝4敗2分と、白星を積み重ねている。パ・リーグ球団がセ・リーグ勢を圧倒する交流戦で、巨人はセで唯一、大きく勝ち越している。阿部慎之助前監督から引き継いだ橋上秀樹監督代行の、調子がいい選手をとにかく使うス...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月16日 11:00

    まさにハチの巣をつついたような騒ぎになっている。昨年までロッテ監督だった吉井理人氏が、楽天の新監督に就任することが決まったからだ。混迷を極める楽天らしい、シーズン途中という異例のタイミングである。そんな中、楽天は6月17日の午前中に仙台市内...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月19日 07:00

    阿部慎之助前監督が去った巨人は、橋上秀樹代行体制で臨んだセ・パ交流戦に、セ・リーグ球団で唯一、勝ち越した。6月19日からはリーグ戦の再開となるが、ここに元巨人1軍打撃チーフコーチが爆弾を投下した。野球解説者・愛甲猛氏のYouTubeチャンネ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク