スポーツ

原監督、現役時代から意外に冷静沈着だった!?あの“怒りのバット投げ”ウラ

 今シーズン、セ・リーグを独走した巨人。昨年、15勝4敗の勝ち頭である山口俊がMLBに移籍しているにも関わらずの優勝は、原辰徳監督の手腕によるところが大きいのだろう。

 そんな原監督と巨人時代の先輩後輩で親しい間柄でもある元プロ野球選手の大久保博元氏が、元プロ野球選手・田尾安志氏のYouTubeチャンネル「田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube」に出演。現役時代のエピソードを振り返り、知られざる原監督の内情を明かした。11月9日に〈原辰徳監督の魅力にせまる〉とタイトルされた投稿回がそれだ。

 原監督と言えば、1992年7月5日の対ヤクルト戦における9回表、同点ホームラン後の「怒りのバット投げ」をご記憶にある方も多いことだろう。原監督でも怒りの感情に任せてしまうことがあるのだと意外に思いつつ、テレビを視聴していたものだが…。

 当時を振り返り、ベンチに戻ってきた原監督に「やりましたね!」と言葉をかけたという大久保氏。しかし原監督は、「俺はな、原辰徳って男が好きじゃないんだよ。(塁に出ていた)岡崎に当たらないように、(ヤクルトの)古田、審判に当たらないように投げる自分ってどうなんだ?」と逆に聞いてきたのだとか。となると、あの“バット投げ”は怒りに任せた無我夢中のものではなく、冷静に判断した上で、誰にも当たらないようにとの配慮から、真上に放ったようにも思えてくる…。

 やはり原監督は冷静沈着な人であった。めったに見せることはないが、怒りの表情も、選手を発奮させるためのお芝居なのであろう。大久保氏から貴重な話が聞けた良回であった。(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
2
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
3
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
4
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
5
「練習すると風が止む」武田修宏のモテすぎ伝説「広瀬すずの叔母と交際していた」