芸能

「自分がモデル?」の声も…低迷「ウチカレ」で注目はヒットメーカーの“復活”!

 女優・菅野美穂主演のドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)の第4話が2月3日に放送され、世帯平均視聴率8.2%だった。初回は10.3%と2ケタ視聴率ながら、第2話8.8%、第3話8.1%と低空飛行が続いている。

 このドラマは、「恋愛小説の神様」と呼ばれたシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏のいない筋金入りの二次元オタクの娘・空(浜辺美波)のトモダチ母娘が織りなすエキサイティングラブストーリーだ。

 第4話では碧の小説の映画化を巡り、編集長の小西(有田哲平)が原作の内容を勝手に変えようとしてひと波乱。しかし、このところヒット作のない碧は、映画化を受け入れないと次回作を書かせてもらえないと知り傷つく。

 脚本家は北川悦吏子氏。1990年代には、ドラマ「素顔のままで」、「あすなろ白書」「ロングバケーション」(いずれもフジテレビ系)を始め、「愛していると言ってくれ」をヒットさせ、2000年に放送された「ビューティフルライフ」(いずれもTBS系)は全話平均視聴率32.3%を記録。その後も「Love Story」「オレンジデイズ」(いずれもTBS系)と高視聴率作品を生み出す。今回の民放連ドラは、2010年の「素直になれなくて」(フジテレビ系)以来となる。

「北川氏の作品は、2000年代に入った頃から、セリフのテンポが良くておもしろいという意見がある一方で、話の内容が古臭く、感覚がズレているといった声も上がり、2018年に手掛けた朝ドラ『半分、青い。』(NHK)では炎上するセリフも多く『♯半分、白目』といったネガティブなハッシュタグもツイッター上に登場しました。『ウチカレ』の菅野演じる葵は“恋愛の神様”の名前をほしいままにしていた北川氏そのもの。葵のセリフではないですが、『(すでに)オワコン』なのか、それとも『次回作こそ最高傑作』なのか。ファンならずとも気になるところです」(テレビ誌ライター)

 ドラマも中盤。クライマックスに向けて、視聴率のV字回復を期待したいところだ。

(窪田史朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策