スポーツ

「天狗」か「責任感」か…大坂なおみ“会見拒否”発言の賛否両論

 女子テニスの大坂なおみが5月27日、自身のツイッターを更新し、30日から開幕する全仏オープンで記者会見に応じない意向を明らかにした。

 大坂は「これまで記者会見に参加したり見たりし、アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人の前には出たくない」と訴えたが、テニスファンからはそんな大坂の姿勢に賛否両論が飛び交っている。

 ネット上では「負けたときに変に煽るような質問する記者もいるからね。見ている方も疲れるし、拒否してもいいと思う」「選手たちがプレーに専念できる環境を作ることが大切。こうして声を上げたのは大きいね」「最近は記者の質が低下しており、会見を見ていると“なぜここでそんな質問を?”と思うような事が多々ある。インタビューを受けたくなければそれでいいと思う」などとエールが送られている。

 しかし一方では、「プロのスポーツ選手はファンがあってのこと。会見拒否なんてとんでもない」「賞金稼ぎまくって天狗になってる? ファンサービスくらいちゃんとしろと言いたい」「アスリートであっても、ショービジネスとしての収益を含めて報酬を得ている自覚を持った方がいい。それがプロですよ」「アマチュアならともかく、スポンサーからカネが出てるんだからインタビューくらいきちんと応える義務があるのでは?」などと、厳しい声も聞こえてくるのだ。

 25日には、アメリカのスポーツ経済メディア「スポーティコ」が「長者番付トップ100」を発表し、大坂が女性アスリートとしてトップの約55億1000万円で史上最高額を樹立したばかり。インタビュー拒否はトップアスリートとしての責任や矜持からかも知れないが、懐疑的な声も多いだけに、今後も物議を醸しそうだ。

(ケン高田)

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