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記事全文を読む→「リコカツ」永山瑛太の好演で注目!“武士野郎”症候群「急増理由」と「処方箋」
6月18日に最終回を迎える北川景子(34)主演のドラマ「リコカツ」(TBS系)。初回の世帯平均視聴率は9.7%と好スタートを切り、第3話こそ7.6%と落ち込んだものの、第5話から最終回直前の第9話までは9%台をキープしている。テレビ誌ライターが話す。
「『リコカツ』とは離婚するための活動という意味で、第6話では北川が演じる緒原(水口)咲と永山瑛太(38)演じる緒原紘一夫妻に加え、2人の両親たちも離婚するという『離婚ラッシュ回』でした。航空自衛隊員の紘一は、口下手で堅物なキャラからドラマ内で“武士野郎”と呼ばれているのですが、その紘一が離婚届けを提出する直前に『自分は想いを言語化するのに時間がかかる』と泣きながら語る場面は印象的でしたね。演技であることを忘れてしまうほどリアルで、想いをうまく伝えられないもどかしさ、苦しさ、咲を思う愛おしさが伝わる、まさに名シーンでした」
自分の気持ちを上手に表現することができなかったのは咲も同じ。第9話でやっとお互いの気持ちを確かめ合い、最終回へ…という展開なのだが「実は今『武士野郎』と同じように言葉に詰まる現代人が急増している」と警笛を鳴らすのは、IT系ライターだ。続けてこう語る。
「今の時代、言葉で表現しなくても絵文字を使うことで文章の温度感をコントロールしたり、文章ではなくチャットで単語をやり取りする習慣から、言葉にすることが苦手になっている人が増えています。頭の中では理解できていても、いざ口に出してみたり、書き出してみると、なかなかうまく表現できない。ツイッターよりインスタグラムのほうが主流になっている背景も、そうした理由なのかもしれません」
そんな”武士野郎”症候群とでも言うべき状態にならないようにするには、感情を言葉で表現したり、映画や読書のあとにレビューを書くと「アウトプット能力」(学んだことを形として生み出し、発信する能力)が高まるという。
「今は『感情日記』や『気分日記』など、感情を書き留める携帯アプリが数多くあります。日記といっても長々と書く必要はありません。『上司にムカツいた』『褒められてうれしかった』など、その時の感情を素直に書き出すだけ。そうして自分の感情パターンを把握すれば『あっ、これはあの時と同じだ。じゃあ、こうしよう』など、ストレスの要因を回避したり、軽減につながります。このように自分の不安を荷下ろしすることで、うつ病の予防にもなると言われています」(前出・IT系ライター)
厚生労働省の発表によると、昨年の離婚件数は19万6641組。1日あたり500組以上の夫婦が別々の人生を歩む決断をしているのが現実だ。ドラマでは生活習慣や価値観の違いで咲と紘一が大喧嘩。新婚早々に離婚を決意したわけだが、もし自分の気持ちを上手にコントロールする方法を知っていれば、売り言葉に買い言葉で早期離婚を決断することはなかったのかもしれない。
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