スポーツ
Posted on 2021年10月15日 05:58

平松政次を「巨人から51勝!」の“巨人キラー”に変貌させた「因縁のドラフト」

2021年10月15日 05:58

 元プロ野球選手の江川卓氏、清原和博氏の共通点と言えば、巨人入りを熱望した、根っからの巨人ファンだったことだ。

「昭和の怪物」と称された江川氏は、1978年のドラフト会議で阪神、ロッテ、近鉄、南海が1位指名し、抽選の結果、阪神が交渉権を獲得。ところが、通称「空白の一日事件」や、ドラフト会議をボイコットした巨人が「12球団揃わなければ無効」と主張し、結果、江川氏はいったん阪神入りするも、小林繁氏(故人)との交換トレードによって、巨人入りしている。

 一方、清原氏は、85年のドラフト会議において、てっきり巨人から1位指名を受けるものと思いきや、巨人の1位はPL学園時代に「KKコンビ」で名を馳せた、桑田真澄氏(現・巨人1軍投手チーフコーチ補佐)だった。清原氏は涙を流し、巨人を見返すために、西武入りを決意したのだった。

 さて、大洋ホエールズ一筋の元プロ野球選手・平松政次氏も、そんな清原氏の境遇にそっくりなドラフトの経緯があったようだ。

 元プロ野球選手・大久保博元氏のYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉に出演(9月30日付)に出演した平松氏によれば、ドラフト会議前に巨人側から「1位指名すれば来るか?」との意思確認があったそうだ。ところが、結果、巨人が1位指名したのは槌田誠氏(故人)だった。

 平松氏は大洋から2位指名を受けて入団。プロ通算201勝のうち、実に51勝が巨人からの勝ち星という「巨人キラー」に変貌を遂げたと明かしたのだった。

 ドラフト会議、ひいては巨人絡みの人間ドラマは尽きず、若い選手の悲しみぶりは見ていて辛いものがあるが、その壁をみごとに乗り越えた平松氏の話を拝聴していると、ドラフト会議も悪い制度ではないと思えた。読者諸兄の見解はいかがだろうか。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月06日 15:30

    1991年10月から毎年、春と秋の改編期に放送される「TBSオールスター感謝祭」。TBSの人気番組や新番組に出演する俳優やタレントらがクイズやゲームで競う、いわば番宣番組だ。今年は4月4日に放送されたのだが、番組の名物コーナー「赤坂5丁目マ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク