芸能
Posted on 2022年06月08日 11:50

ボクシング・井上尚弥「圧倒的KO劇」に立ちはだかった「伏兵・長渕剛」の賛否

2022年06月08日 11:50

 6月7日のさいたまスーパーアリーナで、井上尚弥は圧倒的強さを見せ、ノニト・ドネアを2回1分24秒TKOで下して、日本人初の3団体統一世界王者となった。

 この試合は地上波テレビで放送せず、動画配信サービスのアマゾンプライムビデオが月会費500円で独占生配信した。

 試合は有料でも価値のある内容だったが、気になったのは合間に流れる、トレーニング機器「SIXPAD」のCMだ。歌手の長渕剛がトレーニングするCMで、SNSでは試合直後から「井上の試合より長渕のCMの方が長かった」「井上より長渕の方が強いのでは」「井上の次戦は長渕か?」「井上の後にオッサンの筋肉は見たくない」などの投稿が相次いだ。

 有料配信でのCMは他の動画配信サービスでも流れており「視聴料を払っているのに、なぜCMを見ないといけないのか」という声も出ていた。

 確かに日本の地上波で「有料」であるNHKはCMを放映していない。YouTubeは料金を払い「プレミアム」になればCMを飛ばすことができる。

 有料配信でのCM放送は今後、議論になる可能性はあるが、この試合を独占放送できたアマゾンは笑顔を隠せないだろう。

 国内でのボクシングライブ配信は、今年4月の村田諒太VSゲンナジー・ゴロフキンの世界ミドル級王座統一戦に続き2回目。村田VSゴロフキン戦も話題となり、多くの人が視聴した。井上VSドネア戦もボクシングの激しさが伝わる試合で、「長渕CM」という思わぬ「伏兵」こそ現れたが、アマゾンはスポーツライブ配信で実績を作った。

 井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は6月3日付の朝日新聞で「地上波の放映権料に頼る今までの枠組みだと『億』を超える報酬は難しかった。動画配信事業者の登場で、天井が取れた。突き抜けたね」と語っている。

 村田とゴロフキンの報酬総額は20億円超だったという。井上VSドネア戦は2019年11月にも同じ場所で行われ、この時はフジテレビが生中継。井上の報酬は1億円だったが、今回は倍増の2億1000万円と言われている。

 国内スポーツも、地上波テレビ局が「お呼びでない」時代になりそうだ。

(健田ミナミ)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月27日 14:45

    「本格復帰に向けた観測気球を兼ねているのでしょう」こう話すのはさる芸能ジャーナリストだ。10月26日に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット。雨が降りしきる会場で報道陣や観客の目をひと際引いたのが、女優の永野芽郁である。主演とプロデュー...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年10月29日 11:30

    今年のお笑い賞レースは10月17日に「キングオブコント」が終わり、あとは11月1日の「NHK新人お笑い大賞」、そして12月の「M-1グランプリ」を残すのみ。賞レース番組では審査員の採点、コメントが大きくクローズアップされるが、その責任の重さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月29日 15:45

    前巨人2軍監督・桑田真澄氏の次男でタレントのMattから「性被害を受けた」として、一昨年から今年にかけて、警視庁に複数の被害届が提出されていたと「週刊文春」が報じている。それによると、1人目の被害者は今年1月、都内でMattと美容系インフル...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク