芸能
Posted on 2022年06月20日 17:58

広瀬アリス&すず姉妹や新垣結衣も…今どきの主演級女優に共通する「出身母体」と「成り上がりテク」

2022年06月20日 17:58

 6月20日に最終回を迎えた連ドラ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系)の主演・広瀬アリスと、同局の連ドラ「ナンバMG5」のヒロイン・森川葵は「プライベートでは合コン仲間」と森川が過去に発言するほど、仲がいいそうだ。女性誌記者が言う。

「2人はそもそも、ティーン向け雑誌『セブンティーン』(集英社)のモデル仲間でした。広瀬はスカウトされて事務所に所属してはいたものの、ほぼ新人同然で、09年にミスセブンティーンに合格。森川は一般公募で参加して、10年に選ばれました。同時期の活躍だったことや、ともに女優業に進出した境遇もあり、関係が続いているのです」

 アリスの同期には橋本愛がおり、11年組では中条あやみや新川優愛らが活躍しました。アリスの妹・すずも、セブンティーンモデル(12年合格)を経て女優の道へ進んでおり、同期には岡崎紗絵がいた。

 他にも新垣結衣などのように、ローティーン誌「nicola」(新潮社)での専属モデルを足掛かりとして女優デビュー、もしくはモデル業と並行して女優やタレント業を行うというパターンは珍しくない。芸能プロ関係者が明かす。

「ホリプロ、東宝芸能、オスカーなどが大々的なコンテストを行い、10~15歳ぐらいの伸びしろのあるローティーンを発掘してじっくり育てていく。このやり方はお金も時間も根気もいる上、必ずしも花開くとは限りません。まずはモデルとして活動し、一定層の認知を得てスター性が見込まれるなら、女優やタレント、グラビアなどへも移行しやすい。少ないリスクでリターンを得ることができるでしょう」

 ちなみに「セブンティーン」は、その上の年代を狙った女性誌「non-no」(集英社)へと活躍の場を移し、男性誌「週刊プレイボーイ」(集英社)と連携して、

「馬場ふみかのような『モグラ』(ファッションモデルとグラビアアイドルの両方で活躍)なる形を提案できるのも、強みのようです」(前出・女性誌記者)

 アリスや森川のように、主演女優として活躍できる時期から逆算すると、ローティーン向け雑誌で最初にステップアップしておくことが重要なツールのひとつであるというのは、決して言い過ぎではないだろう。

(島花鈴)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク