スポーツ

大谷翔平「1番・投手」マンガのような起用で…栗山英樹にかかったとんでもないプレッシャー

 昨年、侍ジャパンの監督に就任した栗山英樹氏は、日本ハム前監督(2012-2021年)であり、メジャーで二刀流の活躍を見せている大谷翔平の「育ての親」的存在だ。

 その栗山氏が、フリーアナ・古舘伊知郎のYouTubeチャンネル〈古舘伊知郎チャンネル〉に出演(6月24日)して明かしたのは、

「監督10年間やって、いちばん勝ちたかった試合、実は…」

 その試合とは16年7月3日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦だった。

「1番・投手」で出場した大谷は、1回の第1打席で、初球を右中間席にホームラン。プロ野球史上初となる、ピッチャーによる先頭打者アーチを記録し、試合は2対0で日本ハムが勝利した。当時、マンガでも出来すぎなのにと、常識破りの采配に称賛の声が上がったものだ。

 大谷に1番・投手での起用を告げたのは前日だった、と栗山氏は振り返る。

「1番でランナーに出ても、ランナー残っちゃうかもしれないけど、ホームラン打って1対0で勝てばいいんだから、みたいな話をシンプルにして。ボクもビックリしました。本当にホームラン打っちゃったんで。これ、絶対に勝たせてあげなきゃって。あの試合くらい怖いというか、プレッシャーがかかった試合はなかったですね」

 勝てば官軍。「結果良し」の名采配ではないか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
【鉄道】新型車両導入に「嫌な予感しかしない」東武野田線が冷遇される「不穏な未来」