エンタメ
Posted on 2014年05月15日 09:52

みのもんた「週刊誌の“夜の営み”特集は下品すぎる!」(1)

2014年05月15日 09:52

 皆さん、朝はしっかり起きられているかい 私は毎朝、布団から出た時がいちばん「生きているな!」っていう充実感を感じるんだよね。二日酔いだろうと、胃がムカムカしてようが「俺のための朝が来たな」って思ってしまうくらい自分の中の“生”を実感するんだよ。でも、今回は“生”じゃなくて“性”を感じるこのニュースで行ってみようか! 前々から気になってたんだよなあ。

【週刊誌『夜の営み特集』花盛り】男性向け週刊誌での中年、老年向けの夜の営み特集記事がエスカレート。特に「週刊現代」と「週刊ポスト」の2誌は1年にわたって掲載し、ハウツーはもちろん、「シニア向け出会いパーティ」「若い子を抱こう」「80歳まで夜の営み」など内容が過激になっている。

 最近こういう特集が多いって聞いてさ、いいことだなって思ったの。今まで、男も女も年を重ねたら、性欲が失われるみたいに言われていたわけじゃない。

 でも、実際は50歳過ぎても60歳過ぎても異性への興味はなくならないし、「老いてますます盛ん」なんて人もいる。だから、こういう特集も「大人同士のつきあいもいいじゃない」みたいな内容かと思っていた。読んでみたら、まあ、ビックリ! 品がなさすぎだよ(笑)。

 私も69歳になったわけだけど、何歳になっても夜の営みは大事だとは思っていますよ。でも、それは“生の充実感”を味わえるから。女性を抱き締めたり、交わったりしていると「生きているな!」って実感を得られるから、大事だと思うんだよね。

 ただ、その交わりっていうのもさ。もちろん触ったり、いじったり、舐めたり、舐められたりするのもいいんだけどさ。でも、年を取ると行為そのものというよりも、その手前の一緒に食事したり、映画観たりするのだって十分楽しくなっていくものなんだよ。むしろ“異性と同じ時間を共有する喜び”みたいなのがいちばん大事になってくる。

 それをさあ、この特集を読んでいると、勃起するの、勃起しねえのとか、男のことしか考えてないよね。上からのしかかって、押さえつけて挿入しようとする、そういう夜の営み観しか感じられないんだよな。夜の営みを知らない記者が書いているんじゃないの? 何か書いてあることが、中学生みたいだもの(笑)。

 夜の営みは男女でする営みなんじゃないの? 相手のことを何も考えずに、夜の営みができること、挿入することを“最大の喜び”と感じているんだとしたら、ちょっと違うんじゃないか。

 若い時の夜の営みは、自分の遺伝子を残すための行為でもいいとは思うんだよ。それが年を重ねるにつれて、女性と同じ空気を吸う“充実感”とか“満足感”を味わう喜びを感じるものへとシフトしていく。一種のコミュニケーションと言ってもいいかもしれない。夜の営み特集では、そういう男心まで描いてほしいね。

 でも、本当に夜の営み特集って、私と同じ世代の男が読んでいるのかね?

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月25日 09:30

    ダウンタウン・浜田雅功にとって、テレビ朝日で冠番組を持つのは「浜ちゃんのこれが聖地や!」(2000年7月)以来、26年ぶりのことになる。トップアスリートの人間ドラマに迫る新番組「浜田雅功とアスリート幸福論」(5月17日スタート)がそれだ。テ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月18日 14:00

    開幕前の下馬評が高かった日本ハムが苦戦している。5月17日の西武戦(エスコンフィールド北海道)ではリリーフ陣が打ち込まれて、痛恨の逆転負け。借金は2となり、ソフトバンクと入れ替わってリーグ4位に落ちた。「ミスが多すぎて、話す気にならない。今...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク