エンタメ

小保方晴子氏 “病床からの反論”をあざ笑う卑劣な捏造画像攻撃

20140508_15u

 記者会見後、入院した小保方晴子さん(30)。病床から報道機関に反論を送るなど、「反撃」姿勢を強めている。しかし、アクションを起こすたびに、ネット上では卑劣な画像が増殖する一方で‥‥。

 4月9日の「STAP細胞はありま~す会見」後に、体調不良で入院した小保方さん。14日には、会見で生じた疑惑について報道機関に反論のファックスを送った。

 その2日後には、上司である笹井芳樹氏の会見を受け、

「尊敬する笹井先生が、わたくしの過ちのために会見で厳しい質問にお答えになって‥‥」

 と涙したという。

 そして、21日には理研に対して追加資料を提出。

「体調不良をものともしない活発な行動に、理研内部からは『やればできるじゃないか』などと揶揄する声も聞こえてきます」(社会部記者)

 小保方さんを偏愛する擁護派が増えていることは先週号でも報じたが、一方で、小保方さんをまるで「おもちゃ」のごとく扱うアンチたちも跋扈している。例えば、ツイッターで誰かが、「小保方さんが『コボちゃん』に登場した回の画像をください」と呼びかけると、“職人”たちがアイコラ画像を加工し、4コマ漫画形式でオチまでついた作品が次々と貼られていく。中には、佐村河内守氏と共演している“迷作”も作成されている。さらには、度が過ぎた卑劣なアイコラまでも生み出されているのだ。AVライターが語る。

「12年発売の『現役女性化学者AVデビュー』のパッケージ写真を小保方さんに貼り替えたものです。パッケージ裏のダイジェスト画像にもアイコラ職人たちが細かい仕事を施しています」

 入手したその問題画像のオモテ面には、下劣なコピーが躍り、白衣を着て試験管を持った小保方さんがニッコリと笑っている。一部夕刊紙などで彼女の巨乳ぶりが報じられたこともあったが、パッケージの胸の谷間はことさら大きく見えるよう改ざんされている。他にも、研究室でひどい仕打ちを受けながら、涙を流しているアイコラまで‥‥。

「悪意なき間違え」で論文発表してしまったばっかりに、これほどまで悪意に満ちた攻撃を受けてしまうとは皮肉としか言いようがない。しかも、「小保方さんが科学者だった画像をください」という持ちかけには、「あるわけねぇよ! そんな捏造画像!!」といった怒りの声で炎上する始末。世間からの冷たい視線はしばらく収まる気配はない。

 若手の科学者もこう嘆息する。

「会見で論点をSTAP細胞の有無に誘導したことは、成功と言えるでしょう。しかし、大学や研究機関では論文のコピペ問題のほうが重要です。学生や若い研究者は、小保方さんの例を持ち出され、『貼子(はるこ)になるなよ!』と厳しく指導されるようになりました」

 大学で教鞭を執る札幌国際大学の大月隆寛教授が語る。

「アイコラの増殖というより、『小保方さん』も量産されています。すでに、いろんな業界に実戦配備されているはずです」

 卑劣なアイコラも笑えないが、「貼子」であふれかえる日本の研究現場は、もっと笑えない。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
3
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」
4
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
5
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄