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記事全文を読む→「コロナ感染症ベイビー」の悲惨医療現場(3)梅毒急増の要因はマッチングアプリ
国立感染症研究所が11月1日に発表した梅毒感染者の速報値は1万141人。同研究所が統計を取り始めて以来、1万人を超えるのは史上初のことだ。中でも特筆すべきは20代前半の女性の感染者数が増え続けていることだ。
系列クリニック外来患者数も含めると都内梅毒患者の10%超を診ている「プライベートケアクリニック東京」の小堀善友院長によれば、現在の梅毒感染爆発にはコロナと密接に関連した3つの要因があるという。
「1つは性風俗産業の営業形態が多様になったこと。風俗店で働く女性は定期的に検査をしているので梅毒に感染してもすぐに判明、治療できます。ところがコロナで風俗営業が匿名化かつ水面下に潜るようになり、定期的に性感染症の検査を受けない女性が従事するようになりました」
梅毒はキスやオーラルセックスでも感染する可能性がある。最初は個人と個人、点と点の感染経路だったが、デリヘルやセクキャバなどの風俗店でバラまかれ、利用客がさらに恋人やパートナーへと広げ、いつしか点が線、線から面へと広がったイメージだ。
そして2つ目は「コロナを機にオンライン診療や検査キットの認知度が高まった」ことだという。
新型コロナ以降、オンライン診療が一般化した。今までは性病科の受診をためらってきた若い女性でも、オンライン診療や検査キット、処方薬の配送という新たな受診手段が登場したことも、直近2年間で20代女性の梅毒患者が増えた一因となっているのである。
小堀院長が続ける。
「梅毒と淋菌以外の性行為感染症はオンラインで治療可能ですが、梅毒はオンライン診断はできても、治療はできません。梅毒は陰性なのに偽陽性が出ることもあれば、陽性なのに潜伏期間中で陰性が出ることもあるなど確定診断と治療終了の判断が難しい。専門クリニックでの検査をお勧めします」
梅毒の治療法は確立されており、内服や点滴で完治できる。おかしいと思ったら受診することが大切だ。
そして小堀院長が3つ目に挙げるのは「マッチングアプリ」の登場だ。相変わらず感染経路として「風俗」「言いたくないも含めた不明」と答える人が多数を占めるが、2020年以降、全国的に「知人等」と答える割合がジワジワと増えてきている。
「梅毒はコロナが登場した20年にいったん感染者数が減りました。緊急事態宣言で人と人との関わりが断たれたからです。友人や家族など、身近な人にも会えなくなった。大学も職場もオンラインになり、歓送迎会や忘年会もなくなり、人と関わる機会が激減しました。その隙間を埋めるためにマッチングアプリで繋がった赤の他人にスキンシップやぬくもりを求める‥‥人間のいるところ、人と人がいるところに感染症は存在するのです」
梅毒患者数が激増している中、妊婦と胎児の感染数が比例して増えているわけではない。だが、助産師は「強烈に記憶に残る」として、こう続ける。
「幸せを噛み締めていた妊婦さんや赤ん坊が感染していることがわかると、天国から地獄に突き落とされます。お腹の中で亡くなってしまった変わり果てた我が子、あるいは先天性梅毒で変わり果てた姿、障害を負って産まれてきた我が子を見た瞬間、取り乱さないお母さんはいません。父親は『身に覚えがない』としらばっくれますが、当然、冷たい視線が注がれます」
コロナで人と人との交流を断とうとしても、人間は一人では生きていけない。その因果が巡り巡って、最も一人では生きていけない赤ん坊が過酷で孤独な運命を背負わされるのはあまりにつらい現実だ。
第7波が収束したかと思いきや、11月になって新たな感染者が増えている。日常生活が戻りつつあるのは結構だが、妊婦や赤ん坊を守ることだけは、先に生まれてきた我々の最低限の責任だろう。
医療ジャーナリスト:那須優子
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