芸能

ぺこぱ「新グルメ旅」に太川陽介の旅番組ファンが「あの名企画を潰してまでやる内容か」

 これは「終わりの始まり」になるかもしれない──。

 12月3日に放送された「土曜スペシャル」(テレビ東京系)は「はらぺこぱ 1g1円 ローカルグルメはしご旅」。お笑いコンビ・ぺこぱとしては、新しい旅である。

 ぺこぱはこれまで「ぺこぱのローカル路線寄り道旅」を行い、すでに4回が放送されている。この「ローカル鉄道寄り道旅」は太川陽介と蛭子能収が「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)枠で始めた名企画だ。テレビ誌記者によると、

「ルーレットの出目にしたがってローカル路線を進み、降りた駅で名所名物を発見できれば先に進め、できなければ戻るというルール。旅バラの名物企画で10回が放送されました。歩くのがキツくなった蛭子のために『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に比べ、あまり歩かなくて済む旅として始まったのですが、想定より歩くことになったため、旅バラの終了とあわせて行われなくなりました。ところが昨年1月、ぺこぱが旅人になって再スタート。太川ファンの厳しい視線を浴びて批判されつつも、4回が放送されました」

 ところが「ローカル鉄道寄り道旅」の第5回は行われず、同じ旅人で新たな旅がスタートしたわけである。これは「ローカル鉄道寄り道旅」が今後は放送されないことを意味する。つまり、ぺこぱは伝統の旅企画を受け継ぎながら、それを潰してしまった形になるのだ。

 となれば、そこまでして始めた「はらぺこぱローカルグルメはしご旅」に厳しい目が注がれるのは当然のこと。それだけの視聴価値があるのか、12月3日の放送後にファンの裁定が下された。その結果を、前出のテレビ誌記者が明かす。

「好意的な意見もありますが、全体的には『可もなく不可もなし』という感じです。『見どころがわからない』という声もありますね。1グラム=1円という具合に、食べた量に応じて旅の移動資金が支給されるルールで、ぺこぱの2人とゲストが、ご当地のおいしいものを食べまくる。ぺこぱが食べているシーンは特に面白いとは言えず、太川のような、冴えた乗り継ぎ術を披露することもない。これなら『ローカル鉄道寄り道旅』のままでよかったというのが、ファンの偽らざる気持ちでしょう」

 ぺこぱが忙しいからなのか、ロケが1日分しかないのも、内容が薄く感じられる原因。「はらぺこぱ」の第2弾を放送するぐらいなら、出演者を変えて「ローカル鉄道寄り道旅」を続けてほしい、との意見もある。はたして「はらぺこぱ」の第2弾を見ることはできるのか。

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